佐渡金山の追悼式が日本側のみで行われ、韓国が不参加となったことが問題視されています。日本の約束が守られない中、韓国は独自の追悼式を開催しました。
要約すると11月24日に予定されていた佐渡金山の共同追悼式が、日本側のみの出席で韓国側が不参加となり、結果的に不発に終わりました。
韓国政府は、日本側の代表者が靖国神社を参拝した疑惑や、追悼の辞が韓国側の要求を満たさなかったことを理由に、前日に不参加を決定しました。
日本の外務省の政務官は、追悼式で「朝鮮半島の労働者は困難な労働に従事した」と述べたものの、徴用の強制性を認めるような発言はなく、反省の意も見られませんでした。
これに対抗して、韓国は25日に独自の追悼式を開催しました。
日本が今年7月に佐渡金山をユネスコの世界文化遺産に登録できたのは、韓国の協力があったからです。
日本は、犠牲者の追悼式と朝鮮人労働者に関する展示を約束しましたが、実際には展示スペースを佐渡金山から2キロも離れた場所に設け、強制労働に関する表現も含まれていませんでした。
このように、日本は過去の約束を守らない姿勢を見せています。
来年は韓日国交正常化60周年を迎える中、北朝鮮の核問題や中国の覇権主義が影を落とす時期にあたります。
韓国政府は歴史問題への配慮を示しつつも、日本はその期待に応じることができていない現状が続いています。
この状況下で、未来に向けた韓日関係の改善がどのように進むのか、懸念されるところです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e6a74d43f4f27bd60b3fd94bf01d883e1b7438c3