オーストラリアが子どものSNS利用を禁止する新法案の影響

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オーストラリアが16歳未満のSNS利用を禁止する法案を可決。賛否が分かれ、SNSの影響を考える声が広がる。

要約するとオーストラリアの議会上院は、16歳未満の子どもがインスタグラムやTikTok、X(旧ツイッター)などのSNSを利用できないようにする法案を可決しました。

この動きは、国家レベルでの子どものSNS利用禁止としては世界初のものであり、賛否が分かれています。

法案の目的は、子どもたちが暴力、いじめ、自殺、違法薬物といった危険にさらされることを防ぐことです。

事業者には、アカウント作成時に厳格な年齢確認を義務付け、重大な違反があった場合には最大4950万豪ドル(約50億円)の制裁金が科されることになりますが、子どもや保護者への罰則はありません。

この法案は連邦総督の承認を経て成立する見込みで、施行までには少なくとも1年間の準備期間が設けられる予定です。

SNS禁止に対する賛成意見としては、「日本でも同様の措置を取るべき」といった声が上がる一方で、「16歳未満を禁止するのは厳しい」といった反対意見も見受けられます。

また、SNSの利用制限が根本的な問題解決にはならないとの指摘や、ネットリテラシーの欠如を助長するのではないかという懸念も寄せられています。

さらに、SNSとどう向き合うかを親子で話し合う必要性を感じるという冷静な意見もあり、SNS利用に関する多様な視点が浮かび上がっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2408e557df033ef70615c8558d42f78b80907b77

ネットのコメント

オーストラリアが子どものSNS利用を禁止する新法案についてのコメントは、多様な意見が寄せられました。

多くの人がこの取り組みを支持し、SNSが子どもに与える危険性を強調しました。

特に、SNSを起点とした犯罪や精神的な影響を懸念する声が多く、子どもを守るための必要な措置と評価される意見が目立ちました。

また、SNS利用の年齢制限や、ネットリテラシー教育の必要性を訴えるコメントも多く、教育を通じて子どもたちの安全を確保する重要性が指摘されました。

さらに、SNSの利用を禁止することで、逆に興味を引くのではないかという懸念もあり、禁止がもたらす反動についての意見もありました。

特に、禁止されることでかえってSNSに興味を持つ子どもが増えるのではないかとの懸念が強調されました。

全体的に、SNSの利用については慎重な対応が求められるとの意見が多く、国としての対策が必要とされていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 厳密な年齢確認というと身分証明書などの提出が求められるんだろうか。

  • まず凄い取り組みだが支持したいと思う。

  • 長期的に見れば間違いなくメリットが大きく勝る。

  • SNSを始める前に講習を受けないと、大人でも精神が幼稚でマナー無視の酷いBANされた知人も多い。

  • 経験のある大人だって危険なSNS。

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