トヨタがGRカローラを基にしたTCレースカーを発表。2025年のTCアメリカシリーズに参戦し、競技向けに特化した車両を提供します。
この新しいレーシングカーは、市販のGRカローラを基にしており、サーキット走行ファンや競技レーサー向けに特別に設計されています。
GRカローラTCレースカーは、1.6Lの3気筒ターボエンジンと8速GAZOO Racing Direct Automatic Transmission（DAT）を搭載し、全輪駆動システムのGR-FOURを採用しています。
改良点としては、Alcon製の6ピストンフロントブレーキや2ピストンリアブレーキ、TGRNA設計のカスタムマクファーソンストラット、JRi製のデュアルアジャスタブルショックなどが含まれています。
また、ドライブトレインやパワーマネジメント、ABSはBoschモータースポーツ製の電子機器によって制御され、安全面ではFIA認証のロールケージや6点式ハーネス付きOMP製ファイバーグラスシート、電子作動式消火システムが装備されています。
TGRNAのカスタマーレーシングマネージャー、マイク・ノレム氏は、このプロジェクトがTGRNAにとってエキサイティングな挑戦であると語り、GRカローラがTCアメリカシリーズに最適であり、米国でのGRスポーツカーラインナップを拡大する絶好の機会であると確信しています。
2025年からは、TCアメリカシリーズがTCXクラスとTCクラスを統合し、さまざまなパフォーマンスブランドが競い合う単一クラスとなる予定で、これにより競争力と興奮に満ちたホイール・トゥ・ホイールレーシングのプラットフォームが提供されることになります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/603aa5b73ade66b3856a22d422ddcf7f8552e5c9