宇宙利用を促進するコンソーシアム「SORAxIO」が結成され、4社が連携して新しいルール作りを目指す。
要約すると兼松やSpace BDなど4社が結成したコンソーシアム「SORAxIO」は、宇宙利用の啓蒙活動や利用者支援、政策提言を目的としています。
このコンソーシアムには、Space BD、有人宇宙システム(JAMSS)、兼松、デジタルブラストの4社が参加しており、2023年11月29日に設立されました。
SORAxIOは、「Space Opportunities Revolution And Transfer to Innovative Outcomes」の略で、宇宙を利用する機会を革新し、宇宙滞在や宇宙製造、エンターテインメントなどの分野でのイノベーション創出を推進することを目指しています。
特に、地球低軌道(LEO)の利用促進に向けて、国際宇宙ステーション(ISS)を活用した事業を展開する各社と連携し、宇宙環境に関する規制や制度を調査し、政府に提言する役割を担っています。
ISSは2030年に退役する予定であり、これまでの役割を民間企業が開発した宇宙ステーションが引き継ぐことになります。
さらに、宇宙に関心を持つ非宇宙系企業も増えてきていますが、宇宙での実験に必要な準備や費用についての情報が不足しているため、参入障壁が高いという課題があります。
これに対処するため、SORAxIOは新しいルール作りやユーザーフレンドリーな利用ガイドラインの策定を通じて、宇宙利用を促進する環境を整えることが重要だとしています。
このような背景から、SORAxIOの設立が決定されたのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3cf60d54db577583c1dc93cfb15eb3da836a989