富士通はAWSとの協業を拡大し、顧客のDX加速を図る。持続可能な社会を目指し、クラウド移行やAI活用を強化する取り組みを進める。
この契約は、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速し、ビジネスの変革を支援するためのもので、特に国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みの一環として位置づけられています。
富士通が推進する「Fujitsu Uvance」では、長年の技術と業種ノウハウを活用し、業種間で分断されたデータやプロセスを統合することで、革新的な解決策を提供することを目指しています。
これを実現するためには、レガシーシステムの脱却とクラウドの戦略的活用が不可欠であり、富士通とAWSの協業を全業種に拡大する方針です。
具体的には、AWSのクラウドサービスへの移行支援を強化し、メインフレームやUNIXサーバー上の基幹システムを含む多様なシステムのクラウド移行を支援します。
さらに、Fujitsu Cloud Transformation ServiceやFujitsu Cloud Managed Serviceを通じて、クラウドに最適化されたシステムインテグレーションと運用支援を提供します。
加えて、富士通のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」とAWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」との連携により、データとAIを活用した生産プロセスの効率化を図ります。
また、AWS認定資格を持つエンジニアの育成を進め、AWSのクラウドサービスを活用したシステム開発のプロフェッショナルを増強することで、顧客のDXを実現するためのデリバリー体制を強化します。
これらの取り組みを通じて、過去3年間の受注実績を倍増させ、800件以上の受注を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f51ed21bfb80dca30bd440a57c148f95a81c3ca