国連で葛城奈海氏が日本の皇位継承に関する批判に反論。男系男子継承を女性差別とする意見に対し、文化の多様性を尊重すべきと主張した。
NGO「皇統を守る国民連合の会」の会長である葛城奈海氏は、男系男子による皇位継承を「女性差別」とする批判に対し、反論を展開した。
彼女は、天皇が祭祀王であり、ローマ教皇やダライ・ラマなどの男性聖職者が存在することを引き合いに出し、なぜ日本だけが特別視されるのかと疑問を呈した。
また、国連の介入は内政干渉であると主張し、各国の文化や信仰を尊重する必要があると強調した。
葛城氏は、皇位継承の骨子に関する英語のパンフレットを用意し、委員たちに配布した。
会合には約100人が参加し、葛城氏の発言は35秒だったが、彼女は対面での意思表示の重要性を感じたと述べた。
彼女は、国連からの勧告に対しては、主権国家として自らの意思で決定する必要があると強調し、保守派も国際舞台での主張が重要であると訴えた。
この会合の結果、同委は近く改善勧告を含む報告書をまとめる予定である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dcaf712b98084dc9617ff8a834d8c04107838a39
葛城奈海氏が国連での皇位継承問題に対する反論を行ったことに対し、ネット上では多様な意見が交わされました。
多くのコメントは、天皇の役割についての理解や、皇位継承に関する意見を述べていました。
天皇を宗教的存在として捉える意見もあれば、文化的存在としての側面を強調する意見もありました。
特に、天皇が神道における大祭司であることを認めつつも、宗教的存在だけでなく文化的存在としての重要性を訴える声が多く見られました。
また、国連からの意見を内政干渉と捉える意見もあり、国際的な視点からの介入に対して疑問を呈する声がありました。
一方で、女性天皇の容認を支持する意見も増えており、国民の大多数が女性天皇を受け入れるべきだとの意見が目立ちました。
全体として、皇室の在り方についての議論が活発であり、国際的な意見や国内の声が交錯している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
天皇陛下は神道における大祭司であられるから、葛城氏の主張は正しい。
天皇は祭祀王のみではなく、王に相当する役割も持っている。
国王と天皇ではその誕生の経緯が違う。
国連は内政干渉すべきではない。
天皇家は神武天皇から数えれば紀元前660年から続く男系系譜である。