Snowflakeが「BUILD 2024」で発表したAIデータクラウドへの進化と最新アップデートを紹介。データの柔軟な活用や生成AIの機能強化が図られ、企業のAI活用が促進される。
現在、1万社以上の顧客が利用し、99.99%のサービスレベルアグリーメント(SLA)を達成しています。
Snowflakeは、データのサイロを解消し、AIの活用を促進するために、データをシンプルに扱える環境を提供しています。
このプラットフォームは、データウェアハウス、データレイク、データレイクハウスなどを統合し、LLMやベクトルデータベースをマネージドサービスとして提供する「Cortex AI」や、データシェアリングを可能にする「Snowgrid」を含んでいます。
今回のアップデートは、3つの基本方針に沿って発表されました。
第一に、「ニーズに応じた柔軟なデータとアーキテクチャ」として、Apache Iceberg向けのデータカタログやドキュメントAIが導入されました。
第二に、「信頼できるエンタープライズAIとML」では、生成AIを活用するためのCortex AIや、ビジネスユーザー向けの生成AIアシスタント「Snowflake Intelligence」が発表されました。
第三に、「データとAIのための比類なきコラボレーション」では、社内マーケットプレイスやファインチューニング済みのLLMモデルの共有機能が紹介されました。
これにより、企業はデータをより効果的に活用できるようになり、顧客支援の効率化に寄与しています。
特にZoomの事例では、機械学習と生成AIを活用したチャットボットが顧客情報の収集を効率化しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/92c4adcf4bb793ecc38993fbf7864015c0ec5fa5