インドと中国のカシミール問題が進展。外務次官が合意を発表し、部隊撤収が期待され、首脳会議での合意も可能性あり。
2020年に両国軍が衝突し、多くの死傷者を出したこの地域では、両国の軍隊が対峙していました。
しかし、インドのミスリ外務次官は21日、ニューデリーでの記者会見で、中国側との数週間にわたる話し合いの結果、実効支配線(LAC)のパトロールに関する取り決めに合意したことを明らかにしました。
この合意により、部隊の撤収が行われ、最終的には2020年に発生した問題の解決につながる見込みです。
さらに、インドのモディ首相は、ロシアで開催されるBRICS首脳会議に出席する予定であり、この会議には中国の習近平国家主席も参加します。
この場で両国が何らかの合意に達する可能性があり、そうなれば領土問題で対立している中印関係が改善することが期待されています。
このような外交的な進展は、地域の安定に寄与する重要なステップと考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1eb70c484ce3cb8a8d5f3a27a689be7069c44c64
カシミール問題の進展に関するニュースに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、事務方が積み上げた合意を首脳会談で公式に発表することが外交交渉の基本であり、首脳同士が話せる状況を作ることが重要だという意見がありました。
特に、故安倍首相がトランプ大統領当選直後に迅速に行動した例を挙げ、初めから敵対的な姿勢を取ることは避けるべきだと強調されていました。
さらに、高市氏の靖国神社参拝についても、対中交渉においてマイナスになるとの指摘がありました。
また、合意の詳細を両国が同時に公表することが信用構築に繋がるとの意見もありました。
合意内容の認識や解釈を明確にすることで、将来的な問題を防ぐことができるとされました。
さらに、日本は中印領土問題を過大に認識しているとの意見もあり、実際には両国には現状維持の暗黙の了解が存在し、領土問題の暫定解決は難しくないという見解が示されました。
中印関係の根本にはパキスタンとの問題があるとの指摘もありました。
最後に、中国とインドが関係改善を図ることで、東南アジアにおける日本の立場が危うくなる可能性があるという懸念も表明されました。
全体として、外交交渉の重要性や合意内容の透明性が強調されていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
こうやって事務方が積み上げた合意を「首脳会談」で公式発表する。
合意した詳細な内容を両国は同時に世界に公表した方がいい。
日本は中印領土紛争の問題を過大認識しがちだ。
中露はBRICS強化拡大、脱ドル化が重要。
反中は米国の利益だけになる。