メルカリが中古車の匿名取引を可能にする「おまかせクルマ取引」を開始。ゼロとの提携で手続きや配送を代行し、安心して取引できる環境を提供。
このサービスは、中古車事業を手掛けるゼロと業務提携し、車両の書類手続きや検査、配送をゼロが代行するものです。
現在、一部地域で利用可能で、サービス利用料は全国一律で21万円、これは商品の販売価格に含まれます。
この取引では、名義変更などの手続きを専門業者が代行し、車両の検査や引き取り、納車までを一貫してサポートします。
購入された車は、専門の検査員によって実際の状態が確認され、納車されるため、安心して取引が行えます。
また、個人情報に関連する手続きはゼロが行うため、出品者と購入者は匿名での取引が可能です。
サービスが開始された地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、宮城県、愛知県、大阪府、福岡県となっており、利用資格は対象エリア内に登録された発送元・配送先を持つ18歳以上のユーザーで、アプリでの本人確認が完了している必要があります。
出品時は、メルカリの出品画面から「自動車本体(おまかせクルマ取引)」カテゴリーを選択し、販売手数料は10%です。
購入者は、商品説明に「おまかせクルマ取引」と記載された商品を選び、購入手続きを進めることができます。
中古車の需要が拡大する中で、個人間売買の普及率は低く、メルカリは調査を通じて出品者や購入者が抱える不安を把握し、ゼロとの提携によって取引のハードルを下げ、安全な取引環境を提供することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2a862677a6270c1f15e47fc3a3dbd6a84278b53e
メルカリが提供した匿名中古車取引サービスに関するコメントは、利用者がこの新サービスについて慎重な姿勢を示していました。
特に、ディーラー系オークションを利用する方が安価で、査定基準が明確であるため、魅力的であるとの意見がありました。
21万円以内の価格設定と手数料を含めたコストに対する期待もあったものの、実際には送料や手数料が高いと感じるユーザーもいました。
さらに、過去のトラブルが多かったことから、メルカリに対する信頼性が低いと感じている人が多く、高額な取引に関与することに対する不安の声が上がっていました。
特に、メルカリの運営対応が悪いという意見が目立ち、ヤフオクの方がはるかに良いとの比較がされていました。
全体として、リスクを感じている利用者が多く、メルカリでの車の購入には慎重になるべきだとの意見が多かったようです。