韓国陸軍のK9自走砲操縦手不足とその影響

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韓国陸軍のK9自走砲の操縦手不足が深刻で、約30%が有事に運用できない可能性がある。兵力資源の減少に対する効率的な運用が急務となっている。

要約すると韓国陸軍の自走砲、特にK9自走砲の操縦手不足が深刻な問題となっている。

庾竜源議員のオフィスが入手した資料によると、2022年まで80%台だった操縦手の補職率が2023年には72.2%に急減し、2024年も72.9%にとどまっている。

これにより、韓国陸軍の自走砲戦力の約30%が有事に運用できない可能性がある。

自走砲は他の車両に牽引されることなく独立して射撃が可能なため、操縦手の不足は致命的な影響を及ぼす。

K9自走砲は、最大射程40キロ、1分間に9発の発射能力を持ち、北朝鮮の挑発に迅速に対応するために必要不可欠な兵器である。

韓国陸軍は、兵士の減少や初級幹部の志願率低下が影響し、操縦手の確保が難しくなっている。

現在、K9自走砲の運用要員は6人だが、将来的には3人に減らす方針を持ち、新型K9の開発を進めている。

新型は射撃プロセスの自動化を通じて人員を削減し、AIによる自律走行も計画されているが、実戦配備には時間と費用がかかる見込みだ。

韓国陸軍は、警戒作戦に投入される兵力補職率は100%以上を維持しているものの、効率的な運用が求められている。

科学化警戒や遠距離監視、機動打撃への転換が必要との意見もあり、現状の兵力資源の減少に対する抜本的な対策が求められている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a20bfee898f66b9a8997b8c25558ff04976b89bb

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