ノードストローム、創業家による1兆円MBOで非公開化へ

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米百貨店ノードストロームが創業家とリバプールによる1兆円規模のMBOを発表。2025年上半期に取引完了予定で、株主には特別配当も支払われる。

要約すると米百貨店ノードストローム(NORDSTROM)は、2023年12月23日に創業家のエリック・ノードストロームCEOとピーター・ノードストローム社長が提案した経営陣による買収(MBO)計画について合意し、最終契約を締結したことを発表しました。

このMBOは、約1兆円規模で、創業家はメキシコの百貨店リバプールと提携し、ノードストロームの非公開化を目指しています。

買収価格は1株あたり24.25ドル(約3783円)で、企業価値は62億5000万ドル(約9750億円)となり、全額現金での買い付けが行われます。

この価格は、MBOに関する報道が出る前の同社株価に対して約42%のプレミアムが付加されています。

買収後、持分は創業家が50.1%、リバプールが49.9%を保有することになります。

取引は2025年上半期に完了する予定で、その際には普通株主に最大0.25ドル(約39円)の特別配当が支払われる見込みです。

ノードストロームは1901年に創業され、現在はECの強化に取り組み、売上の36%をオンライン販売が占めています。

一方、リバプールはメキシコ国内で約120店舗を運営する大手百貨店で、ノードストロームの株主としても影響力を持っています。

今回のMBOは、ノードストロームのさらなる成長を目指す重要なステップとなるでしょう。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a1b777094b4a2f5333865ec7e959a026c5f68fd6

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