2025年春に「シンデレラエクスプレス」が繰り下げ、最終列車の時刻が変更される。
この列車は新大阪駅行きの定期「のぞみ」273号(東京駅21時24分発)よりも遅く、東京駅を21時30分に出発します。
これにより、関西圏に向かう利用者は、東京に滞在する時間がわずか6分長くなります。
東海道新幹線の下り最終列車は、かつて「シンデレラ・エクスプレス」として知られ、バブル時代には遠距離恋愛のカップルたちがこの列車で別れを惜しむ姿が描かれました。
1987年に放送されたCM「シンデレラ・エクスプレス」は大ヒットし、山下達郎の「クリスマス・イブ」が使用されるなど、クリスマスの象徴的な楽曲となりました。
1987年当初の最終列車は「ひかり」289号で、東京駅21時出発、新大阪駅23時52分到着でしたが、その後のダイヤ改正で時刻が繰り下げられ、現在は21時24分発が最終となっています。
2025年には新たに設定される491号は、かつての289号より30分遅い出発ですが、新大阪駅への到着時間はわずか2分差です。
CMがヒットした背景には、当時の連絡手段が限られていたことが影響しており、遠距離恋愛の切なさを表現していました。
現在はスマートフォンの普及により、連絡が容易になったものの、直接会った時の喜びは変わらず、多くの人々の思いを乗せて「シンデレラ・エクスプレス」は今日も運行されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/83d481b0a29baa7ba3639b80ab58117c31a7b500
新大阪行きの最終列車の運行時間が春に繰り下げられることに関して、ネットのコメントには多くの思い出や感想が寄せられました。
特に、遠距離恋愛を経験した人々からは、最終列車での別れの情景や、恋人との思い出が語られ、懐かしさが感じられました。
コメントの中には、東京駅での別れを惜しむカップルの姿や、特別な列車としての「シンデレラエクスプレス」という表現もあり、当時のロマンチックな雰囲気が伝わってきました。
また、運行時間の変更によって利便性が向上することへの期待も寄せられ、特に名古屋や大阪からのアクセスが改善される点が注目されていました。
さらに、昔のCMや思い出の楽曲についての言及も多く、JR東海のCMがいかに多くの人々に影響を与えたかが伺えました。
全体として、コメントは新幹線の利用者にとっての特別な思い出や、今後の利便性向上に対する期待感が表現されており、懐かしさとともに新たな利用価値への関心が高まっていることが感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
実は運行日が少ないですが『のぞみ』22時00分発、23時33分着があり、この便の毎日運行を希望しています。
当時大阪に住んでいて、東京の女性と付き合っていたが、懐かしいなあ。
あれから竹ノ塚は高架になり、常磐線は東京・品川に乗り入れ、銀河はなくなった。
最終のぞみはとても混むけどやはり特別感は有りました。
新幹線のスピードの速さが、よく伝わってくるわ。