韓国軍が北朝鮮の挑発を誘導するためにビラを散布したとの疑惑を否定。国民の安全を守るための活動を強調。
要約すると韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は、2日の定例会見で、韓国軍が北朝鮮の挑発を誘導するために対北朝鮮ビラを散布したとの疑惑を否定しました。
疑惑は、最大野党「共に民主党」の国会議員が、韓国軍が北の挑発を誘導するためにビラを製作・散布しているとの情報を受けたと発言したことから発生しました。
イ氏は、軍が敵の挑発を誘導するために活動することは「ありえない」と強調し、もしそのような行動があったなら、北朝鮮が南北をつなぐ道路の京義線・東海線を爆破した際に反撃していたはずだと指摘しました。
特に昨年10月に北朝鮮が両線の一部を爆破した際、韓国軍は南側にのみ警告射撃を行ったことを挙げ、なぜその時に反撃しなかったのかと反論しました。
また、イ氏は、韓国軍は国民の生命と安全を守るために活動しており、挑発を誘導するような行動はとっていないと述べました。
さらに、合同参謀本部は、昨年10月に韓国軍の無人機が平壌に侵入したとの疑惑については確認できないという立場を維持しています。
このような発言は、韓国軍の透明性と信頼性を示すものであり、国民に対する説明責任を果たす重要な機会となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b5e229d3ee6f438b8ab893d18bd8b528d813dce3