阪神電車の「青胴車」が2025年に引退。65年間の歴史を持つこの車両は、速達列車と各駅停車で色分けされ、初代は1958年に登場。時代の流れにより、最後の生き残りが2代目5001形となり、伝統が消えることに寂しさを感じる。
この車両は、5001形5025編成が最後の1本となり、65年にわたる歴史を持っています。
青胴車は、速達列車の赤系に対し、各駅停車の車両として青系が用いられ、1990年代中頃までは、上半身がクリーム色、下半身がウルトラマリンブルーのツートンカラーが定番でした。
青胴車の初代は1958年に登場した5001形で、加減速性能に優れ「ジェットカー」とも呼ばれました。
以降、10形式の車両が登場し、世代交代が進む中、特に5261形や5311形が注目されました。
5311形は2010年まで残り、行先表示にサボを使う最後の車両として人気を集めました。
1977年に登場した2代目5001形は冷房化を進め、1981年には5131形と5331形が追加され、全車両が冷房車となりました。
しかし、時代の流れには逆らえず、廃車が進み、最終的に2代目5001形が青胴車最後の生き残りとなります。
青胴車の伝統が消えることに対する寂しさは大きく、阪神電車は新たな時代へと進むことになります。
歴代の青胴車を振り返りつつ、その存在の重要性を再認識する機会となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8ba6ad30e08173a7259000e5d5a4c394faa0aef7
阪神電車「青胴車」の引退に関するコメントは、利用者たちの思い出や感慨深い体験が多数寄せられていました。
多くのコメントでは、青胴車に乗った際の暑さや運用の複雑さ、さらには昭和の塗色への愛着が語られていました。
特に、夏の暑い日々を思い出しながら乗車していたことや、過去の運用の難しさについての懐かしいエピソードが印象的でした。
また、引退を迎えることに対する寂しさや感謝の気持ちも多く表現されており、特に「何事もなく引退を迎えてほしい」という願いが多くの人々の共通の思いであったようです。
さらに、親子での思い出や、仕事で利用していた時の感謝の気持ちも見受けられ、青胴車が多くの人々の生活に深く根付いていたことが伺えました。
全体として、青胴車の引退は多くの人にとって特別な意味を持ち、愛されていた存在であったことが強く感じられました。