韓国政府は2023年の経済成長率を1.8%に下方修正。主な要因は競争激化や輸出の減少で、弾劾政局の影響も懸念される。
この数値は、7月に発表された下半期の経済政策で示された成長率から0.4%下方修正されたものです。
成長率の見通しを下げた理由として、政府は主に韓国経済の主力業種における競争の激化や、米国のトランプ政権の通商政策などの影響を挙げています。
また、消費や設備投資の改善は緩やかであり、建設投資の不振が続いていることも要因です。
今年の成長率が1.8%となった場合、韓国経済は2023年の1.4%から2年ぶりに2%台以下に下がることになります。
企画財政部が示した成長率は、韓国銀行が発表した1.9%よりも0.1ポイント低く、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)が予測した2.2%や2.1%とも乖離しています。
さらに、輸出や雇用などの主要マクロ経済指標も厳しい状況が続くと予想され、輸出増加率は昨年の8.1%から1.5%に減少、経常収支は900億ドルから800億ドルに下方修正されました。
就業者の増加規模も今年は17万人から来年は12万人に減少する見込みです。
消費者物価上昇率は、昨年の2.3%から今年は鈍化し、来年は1.8%になるとされています。
政府は、弾劾政局の長期化による内需の不振が成長率見通しに影響を与える可能性があると警告しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad147afaa81939222c367cfa114ecf9ac649f251
韓国経済の成長率が1.8%に下方修正されたというニュースに対して、ネット上では多くの意見が交わされました。
コメントの中では、成長率の見通しが非常に甘いと感じる人が多く、政局の混乱が経済に与える影響を懸念する声がありました。
「成長率が本当にそんなに高いのか?」と疑問を呈するコメントもあり、実態経済が日本よりも厳しいのではないかという意見も見受けられました。
さらに、成長率の数字が怪しいとする意見や、過去の実績から見てもこの程度の成長率は常態化しているとの指摘もありました。
特に、成長率が海外の工場で作った製品の売上によるもので、国内需要が乏しいために実態が伴っていないのではないかという懸念が強く感じられました。
また、韓国の成長率を過大評価しているのではないかという意見もあり、実質的にはマイナス成長に近いのではとの見方もあったようです。
全体として、楽観的な見通しに対する skepticism が強く、経済の先行きに対する不安が広がっていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
輸出は落ち込みそうだし、内需はどん底、税収は伸びる訳ないし……
成長率見通しを修正してきましたね
政局混乱分を加味すると、非常に甘い見通しと言わざるを得ない。
実態経済は日本よりひどいんじゃないのか?
成長率?海外工場で作った製品を売った金額が一体どこの国の成長率なんだ