日本維新の会が提唱する参院選の「予備選」に対し、野党内の反応が鈍く、実施には多くの課題が残ることが報じられています。立憲民主党や国民民主党の態度も慎重で、実現の見通しは不透明です。
吉村洋文代表は、与党に対抗するために予備選を導入し、選挙戦での野党一本化を図る意向を示しています。
予備選は、候補者を公開ルールで1人に絞ることで、従来の一本化調整とは異なるアプローチを取ることを目指しています。
これにより、選挙目当ての野合との批判を避ける狙いもあります。
昨年11月の代表選でこのアイデアを打ち出した吉村氏は、今月の通常国会が始まる前に素案を提示する意向を持っています。
しかし、立憲民主党の野田佳彦代表は「話を聞いてみたい」と反応したものの、実際の参加には慎重な姿勢を示しています。
彼は予備選を「一つのアイデア」としつつも、全野党の参加が前提であると懐疑的な意見も持っています。
また、国民民主党の玉木雄一郎代表は、改選1人区への擁立が限定的であるため、予備選には基本的に関与しないとの立場を明確にしています。
このように、維新の提唱する予備選は、実施方法や野党間の合意形成において多くの課題を抱えており、実現の見通しは不透明な状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/181ec25d4c9000d26289dca4c918385b4f4986c4
コメントの内容は、維新が提唱した予備選に対する野党の反応が鈍化していることを示していました。
具体的には、予備選の実施に関しては多くの懸念が寄せられ、各党の支持者の意見の違いが浮き彫りになっていました。
特に、党員の投票結果を基にした予備選が、実際の選挙にどのように影響するのか、またその公平性や正当性に疑問を持つ声が多く見受けられました。
例えば、予備選の結果が支持者の投票行動にどれほど影響を与えるのか、また他党の候補者に投票することができるのか、という点について懸念が示されていました。
また、維新が大阪以外での影響力を持つことは難しいとの意見もあり、特に近畿圏以外では候補者を立てることが難しいという現実が指摘されていました。
さらに、予備選を実施することで、党内の結束が乱れるのではないかという懸念や、野党が統一候補を立てることの難しさも強調されていました。
全体として、維新の提案に対する慎重な姿勢や、野党の連携の難しさが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
予備選と言っても具体的な内容が報道されていませんが、各党のその選挙区内に於ける党員の投票結果を見て決めると言う事でしょうか。
少数与党体制狙いでやるなら1人区だけでなく、複数区まで広げて意味がある。
仮に予備選を実施したとして、どちらかの党の候補者に1本化されると思いきや、落選した方が反発。
大阪以外の日本で維新の出番はないでしょう。
そもそも連立与党はあっても連立野党は存在しない。