「カブアンド」は、日常の支払いで未公開株を得られる新サービスで、前澤友作氏が提唱。利用者からの批判もあり、上場の実現性に懐疑的な意見も。リスクを理解した上での利用が求められています。
このサービスは2023年11月20日に開始され、電気、ガス、モバイル通信、インターネット、ウォーターサーバー、ふるさと納税などの利用料金に対して「株引換券」が付与されるのが特徴です。
開始からわずか20日で100万会員を突破しましたが、特にモバイル通信サービス「KABU&モバイル」では、申し込みが殺到し、SIMカードの配送遅延や回線切り替え時の不具合が発生し、ユーザーからの批判が相次ぎました。
このため、会社は謝罪し、12月31日には新規受付を一時停止することを発表しました。
前澤氏は自身のXアカウントで「カブアンド」の基本コンセプトや利用者にとってのメリット・デメリットを解説し、2027年12月末までに上場を目指す意向を示しましたが、経営状況や市場環境によっては実現しない可能性もあると慎重な姿勢を見せています。
カブアンドは、日常の支払いが株式投資に変わる新しい体験を提供するもので、利用者の経済的な参加を促すことを目指しています。
とはいえ、未公開株であるため上場前は売却が難しく、リスクも伴います。
前澤氏は「国民総株主」をテーマに掲げ、株を持つことによる経済参加を推進していますが、懐疑的な意見も多く、特に上場の実現性に対する不安が広がっています。
カブアンドは、日常生活の支出を投資に変える新しいアプローチを提案していますが、利用者はそのリスクを理解した上で参加する必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0b7d3f1dc4f24cf33028d60e180d733fa2dc3749
コメントの内容を詳しく要約しました
ネットコメントを一部抜粋
カブアンドの株式だけしか交換できない点が気になる。
代理店業務は儲かりそうだが、実質的な生産性は感じられない。
株が欲しいなら他の方法で取得すれば良いのでは。
カブアンドの株式が希薄化することに懸念を持つ声が多かった。
前澤氏の知名度で集客できるが、それがリスクを伴うとの意見もあった。