衛星ブロードバンド「ワンウェブ」の不具合解消と影響

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衛星ブロードバンド「ワンウェブ」がソフトウェアの不具合を解消し、うるう年に起因する障害が2日間続いたことを報告。地上インフラの遅れがサービス展開の障害に。

要約すると通信衛星を運用するフランスのEutelsat(ユーテルサット)は、地球低軌道(LEO)を周回する衛星によるブロードバンドサービス「OneWeb」の不具合を解消したと、現地時間の1月2日に発表しました。

この問題は、2024年が「うるう年」であることを考慮しなかったソフトウェアの不具合が原因で、障害は12月31日に発生し、約36時間後に部分的にサービスが復旧、最終的には2日間にわたって影響が続きました。

Eutelsatの広報担当者は、この障害が発生した際に、地球静止軌道(GEO)の衛星を用いたバックアップサービスが提供されなかったことを指摘しています。

OneWebは、LEOに多数の衛星を打ち上げることで、高速かつ低遅延なインターネット接続を提供することを目指しており、北米や欧州、アジアなどでサービスを展開しています。

しかし、地上インフラの整備や規制当局からの承認の遅れが、グローバルなサービス提供における障害となっているのが現状です。

Eutelsatは、マルチ軌道への展開能力が市場競争における優位性をもたらすと強調していますが、今回の障害はその信頼性に疑問を投げかける結果となりました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3ebd15926ce8281ff6abd75ed8b1fb9315a40508

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