日産の「セレナ 20RS/20RX」は、SUV風のミニバンとして2005年に登場したが、アイデンティティ不足で短命に終わった。
要約すると日産はかつて、SUVの人気を先取りしたクロスオーバー風のミニバン「セレナ 20RS/20RX」を2005年に発売しました。
このモデルは、ファミリー層に支持されてきたセレナの中でも特異な存在で、悪路走破性に優れたミニバンとして位置付けられていました。
セレナは1991年に登場し、取り回しの良さとスライドドア、3列シートの使い勝手の良さから、多くの支持を集めてきました。
現行の6代目セレナは、2022年にフルモデルチェンジを受け、先進運転支援システムの強化やコスト面での改善が図られています。
一方、セレナ 20RS/20RXは、ボディ同色のフロントグリルやアクセントカラーベルトを特徴とし、都会的でアクティブな印象を与えるデザインが施されていました。
しかし、クロスオーバーという明確なアイデンティティが欠けていたため、ユーザーからの支持を得られず、2007年にはマイナーチェンジで廃止されました。
短命に終わったものの、SUVとミニバンの融合を試みた先駆的なモデルとして、セレナの歴史の中で特異な位置を占めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b53688bd73e795c45765eb4e2a495fe399fe918a