首都圏で強盗事件が増加し、防犯グッズの需要が急増。元刑事が“闇バイト”強盗犯への対策を提言し、パニックルームの重要性も強調。
横浜では殺人事件が発生し、千葉県市川市では住人が監禁されるという事例もあり、地域住民の不安が高まっています。
こうした状況を受けて、防犯グッズの需要が急増しています。
さいたま市にあるホームセンター「カインズ」では、防犯対策の特設コーナーが設けられ、多くの人々が防犯グッズを探し求めて訪れています。
特に、前年同週比で販売額が2倍以上に増加しているとのことです。
その中でも、動く物を感知して自動で照らすセンサーライトの売上は昨年の2.5倍に達しており、注目を集めています。
元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は、最近の強盗犯が“闇バイト”で集められた素人であることを指摘し、防犯対策の重要性を強調しています。
彼によれば、侵入に5分以上かかると泥棒の大半が諦めるというデータがある一方で、闇バイトの実行役は素人であり、窓ガラスを割ってでも侵入しようとする傾向があるため、従来の空き巣対策だけでは不十分です。
佐々木氏は、侵入者に対して威嚇する防犯システムの必要性を訴え、光と音で侵入者を驚かせることで、彼らが侵入を諦める可能性が高まると述べています。
また、家に侵入されてしまった場合の対策として「パニックルーム」の設置が推奨されています。
パニックルームは、外から開けにくい部屋で、侵入者と対面しないための安全な避難場所となります。
さらに、懐中電灯を使った防衛策も効果的で、明るさの単位「ルーメン」をチェックし、200m以上の明るさを持つものを選ぶことが推奨されています。
こうした防犯対策を講じることで、地域住民は少しでも安心して暮らせるようになることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/145e8d8bb27f7b5e8a96f7227de49a81db7c3bbe