JR西日本が2025年からQRチケットサービスを導入、利便性向上を目指す。2028年度には磁気券からQR券に移行予定。
このサービスは、従来の磁気券やICカードの代わりにQRコードを使用して自動改札機を通過できる仕組みで、特に2025年4月に開幕する大阪・関西万博に向けて、国内外から訪れる旅行者の利便性を向上させることを目的としています。
サービス開始当初は、大阪環状線やJRゆめ咲線、JR京都線、JR東西線、関西空港駅などが対象となり、2025年3月中旬以降には長浜、亀岡、奈良、和歌山、姫路などまでサービスエリアが拡大される予定です。
また、サービス開始に合わせて、特別なQR企画乗車券も発売されます。
例えば、「大阪スマートアクセスパス」は、大阪メトロやJRゆめ咲線などが一日乗り放題で、利用期間は2025年1月19日から10月31日まで、料金は1200円です。
さらに、「KANSAI MaaS ワンデーパス」は、指定エリア内の複数の交通機関が一日乗り放題となり、利用期間は2025年2月27日から3月27日まで、料金は3000円です。
これらのパスはKANSAI MaaSアプリを通じて購入可能です。
JR西日本は、2028年度以降に近距離の磁気乗車券をQR乗車券へと順次移行し、磁気券の削減を進める計画です。
将来的には、インターネット予約で購入したきっぷもQRで使用できるようにし、チケットレス化を推進する方針を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/17c0261d7694721c2a102f6f4aa349c2e872c305
JR西日本がQRチケットサービスを導入したことに対して、利便性の向上が期待されているという意見が多くありました。
特に、モバイルSuicaの普及を進めるべきだという声が上がり、これを常識として定着させるべきだとの意見もありました。
しかし、QRコードを使用する際に時間がかかるという懸念も見受けられました。
特に、外国人利用者がQRコードを使う際に、操作に手間取ることが多く、空港の搭乗手続きと同じくらいの時間がかかることがあるとの指摘がありました。
これに対して、QRコードの読み取り方法を改善できないかという提案もありました。
さらに、鉄道利用者の減少に伴い、コストダウンを図るためにQRチケットに移行するという背景があるとの考え方も示されました。
また、環状線専用の1ディパスの導入を望む意見や、シニア層への影響についても懸念が表明されるなど、多様な意見が寄せられていました。
時代の変化を感じるという感想もあり、QRチケットサービスの導入は、今後の鉄道利用における重要なステップであることが示唆されました。
ネットコメントを一部抜粋
日本に来たら、モバイルSuicaをインストールするのを常識にすればいいのに。
時々QRコード使ってる外国人の方とか見かけるけど、1人あたりにかかる時間がすごく長い。
鉄道利用者は人口減少とともに減っていくという考えなんだろうな。
環状線だけの1ディパス作ってくれんかな。
シニアの皆さんついていけるかな…。