JALが世界初の国際線で“サメ肌”塗膜を導入し、空気抵抗を軽減。燃費改善とCO2削減が期待される。
この塗膜は、サメの肌が水の抵抗を軽減する特性からインスパイアを受けており、飛行時の空気抵抗を減少させることが期待されている。
具体的には、ボーイング787-9型機にこの塗膜を施すことで、空気抵抗を0.24%軽減し、年間約119トンの燃料消費量と、381トンのCO2排出量の削減が見込まれている。
この381トンのCO2は、杉の木約2万7000本が年間に吸収する量に相当する。
今回のプロジェクトには、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、大阪府に本社を置く塗装事業会社オーウエルが協力している。
オーウエルは独自の「Paint-to-Paint Method」を用いて、既存の塗膜上に水溶性の型で凹凸を形成する技術を採用した。
この方法により、従来のフィルム加工に比べて機体の重量軽減や塗膜の耐久性向上が見込まれている。
JALは2022年7月から国内線でリブレット形状塗膜の耐久性を検証しており、2023年11月からは燃費改善の実験を行う予定だ。
塗膜加工が国際線の大型機材に適用できることが確認されたことで、今回の導入が実現した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/893e17a620120ff55fc316016c0753856f3ddec8
コメントの内容は、JALの新しいサメ肌塗膜技術が航空機の燃費改善に寄与するというニュースに対して、多くの人々が驚きや期待を寄せていることを示していました。
特に、サメ肌のような表面処理が空気抵抗を減少させるというアイデアは、競泳用水着やF1カーなど、過去の技術を思い起こさせるもので、多くの人がその発想の面白さに感銘を受けていました。
特に、漫画や過去の技術に触れたコメントが多く見られ、サメ肌技術が実用化されたことに感慨深い思いを抱く人が多かったようです。
また、燃費改善による環境への配慮や、カーボンニュートラルに向けた取り組みが評価され、航空業界全体の進化を期待する声もありました。
さらに、この技術が他の分野、例えば船舶や自動車などにも応用できるのではないかという意見も見受けられました。
全体として、JALのサメ肌塗膜導入は、技術革新の一環として多くの人々に期待され、興味を引く内容となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
鮫肌でスピードアップ…と聞くと競泳水着を思い出します。
飛行機メーカーでなく、航空会社側からの技術革新というのもなかなか珍しいですね。
空気抵抗を劇的に減らす「イルカペイント」という技術が登場しましたが、現実世界ではサメ肌かぁ。
空気抵抗の減少率は、決して大きくありませんが、長距離飛行の燃費改善に役立てるのなら、長い間に大きなメリットがありそうですね。
サメ肌が水の抵抗が軽減するってこの記事で初めて知りました。