JALが2025年1月にサメの肌をモチーフにしたリブレット塗装の旅客機を国際線で運航。空気抵抗を低減し、燃料消費とCO2排出量の削減が期待されています。
この機体はボーイング787-9の「JA868J」で、リブレット塗装は、胴体表面に細かい溝を彫ることで空気の渦を制御し、空気抵抗を低減する効果があります。
具体的には、巡航時の抵抗低減率が0.24%となり、東京~フランクフルト線で運航する場合、年間約119トンの燃料消費と約381トンのCO2排出量の削減が見込まれています。
このリブレット塗装は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)やオーウエルとの協力により実現されました。
JALは2022年から国内線機材でリブレット形状塗膜の耐久性を検証しており、2023年11月からは大面積施工を進めています。
他社ではフィルムを用いたリブレット加工が行われていますが、JALの方法は塗膜に直接リブレット形状を施すため、重量軽減や耐久性向上、剥がれ落ちるリスクの低減が期待されています。
今後、JALはリブレット形状塗膜の耐久性や美観性、長距離国際線での燃費改善効果を検証し、さらなる施工範囲の拡大を目指して航空機の脱炭素化を推進していくとのことです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a03bc759e72fa74191a09a86ebe92b4a77871aac
JALのリブレット塗装機が国際線で初めて運航されたニュースに対して、ネットのコメントは様々な反応を示しました。
多くのコメントでは、サメ肌の抵抗低減技術についての知識が共有され、飛行機の大きな面積にこの技術を適用することができたことに驚きと期待が寄せられていました。
また、塗装のコストや耐久性についての疑問も多く、費用対効果が気になるという声が上がっていました。
さらに、デカールの剥がれやすさに対する意見もあり、直接加工の方が優れているのではないかと考える人もいました。
ユニークなアイデアとしては、鳥取社長の顔を機体に描いて運航してほしいという希望が挙げられ、地域への愛着が感じられました。
全体的に、コメントは新技術への期待感やデザインへの関心が高く、前向きな意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
サメ肌の抵抗低減は昔から知られていたが、飛行機のような大きな面積を施工する技術ができたんだろうね。
近頃は、デカールなど、ちょっとでも剥がれると貼り直しになるそうですから、直接加工の方がいいのかもね。
個人的には、鳥取社長の顔を機体に描いて、羽田-鳥取便で運航して欲しいけどね。
剥がれ落ちるリスクはフィルムの方が強そうだけど実際は逆なんだね。
乱気流の揺れにも効果あるのかな?