神戸で震災遺児交流会、経験を共有し心の絆を深める
要約すると2023年11月11日、神戸市東灘区にある「あしなが育英会神戸レインボーハウス」で、阪神大震災から30年を迎えるにあたり、震災遺児たちの交流会が開催されました。
このイベントには、阪神大震災の遺児だけでなく、東日本大震災や能登半島地震の遺児たちも参加し、震災の経験を共有しました。
参加者たちは、まず阪神大震災の犠牲者に黙とうをささげ、その後、自らの体験や心の内を語り合いました。
開会式では、30年前に震災で母を失った福井友利さん（34）が、「お母さんに会いたい気持ちは変わらない。
出会いを大切に生きていきたい」と挨拶し、会場の雰囲気を和ませました。
また、7歳で震災を経験した曽根侑子さん（37）は、父を亡くしたことで得た思いを涙ながらに語り、「父を亡くしたからこそ伝えられることがある」と述べました。
レインボーハウスは1999年に設立され、震災遺児の支援を行ってきました。
今回の交流会は、遺児たちが互いに支え合い、共感し合う貴重な機会となり、震災の記憶を次世代に伝える重要な場となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53df164f99af77588413df6f222b55355d45e923