神奈川県横須賀市の旧市営団地がリノベーションされ、入居希望者が殺到。安い家賃や独自の内装改修が人気の理由。観光地化も進行中。
この団地は、5年前に最後の入居者が退去して以来、すべての住居が空き家となり、周囲からは「廃虚」として認識されていました。
しかし、最近になり市と地元不動産業者が協力してこの空き家をリノベーションし、住宅兼店舗としての賃貸物件として再募集したところ、希望者が殺到する事態となりました。
特に、見学会にはおよそ100人が訪れ、申し込みが殺到した結果、既に4割の物件に入居者が決まっています。
入居希望者の中には、東京から移住を考える人や、セカンドハウスとして利用したい人が多く見受けられます。
魅力としては、古い建物の内装を自分の手で改修できる点や、都心に比べて家賃が安い点が挙げられます。
例えば、焼き菓子をオンラインで販売している渡辺さんは、月8万円の家賃で自分の店舗を持つ夢を描いています。
また、開発業者は共用スペースにドッグランやサウナを設置し、昭和の団地を観光地化する計画を進めています。
このように、空き家だった団地が新たな活気を取り戻し、地域の再生に寄与する動きが見られます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7380b323101e2278fa6b02597c59c21b8de4d4c9
横須賀市の旧団地再生に関するコメントでは、立地の不便さや交通アクセスの悪さが多くの人に懸念されていました。
特に、駅からの距離や急な坂道の存在が、住環境の魅力を減少させる要因と指摘されていました。
一時的にリノベーションが話題になることがあっても、長期的には住む人が減る可能性があるといった意見も多く、特に高齢者や子供連れの家族には住みにくい場所であるとの見解がありました。
さらに、商業施設を開く場合でも、集客が難しいのではないかという懸念が示され、成功するためには地域に合った戦略が必要だという意見がありました。
また、建物の耐震性や安全性についての不安も多く、特に過去に廃墟となった理由を考慮する必要があるとの意見もありました。
全体として、再生が進む中でも、住環境としての持続可能性や安全性が重要なテーマとして浮かび上がってきました。
今後の動向に対する関心も高く、地域のコミュニティ形成が鍵になると考えられています。
ネットコメントを一部抜粋
丘の上で不便だから廃墟になったのであって･･･。
元々横須賀は坂が多く、市民自体坂のある生活に慣れているが、汐入、逸見、とこの地域は市民自体も移住先として候補から外すし、どうやって生活しているんだろうと疑問を抱いている人が多い。
観光地としてカフェや商店を出店するなら良いと思いますが、住居としては高齢者や小さな子供がいない家族に限定されると思います。
こういう場に惹かれる人たちなら良い感じのコミュニティができればいいね。
ノリだけで乗り切れるもんじゃ無いと思っていますが。