石川県とKDDIが協力し、地域防災コンビニを展開。Starlinkやドローンを活用し、災害時の対応力を強化する取り組みが始まる。
要約すると石川県とKDDIは、地域活性化と能登半島地震からの復興を目的に、10月25日に包括連携協定を締結しました。
この協定では、先端通信技術やデジタル技術の活用を進め、地域DX人材の育成を通じて県民向けサービスの向上と強靭な地域づくりを目指しています。
具体的な取り組みとして「地域防災コンビニ」の展開が挙げられ、ローソンの店舗を地域防災拠点として活用します。
この店舗には、衛星通信サービス「Starlink」とドローンのポートが設置され、非常時にはドローンを使用して被災状況の確認や救助者の捜索を行う計画です。
実証実験は2024年度内から県内の一部店舗で開始される予定です。
さらに、11月10日に実施される石川県の防災訓練では、避難所でのStarlinkの設置や接続訓練、ドローンによる物資輸送、救助者捜索、見回り監視などが行われ、これらの結果は防災計画の見直しに反映される見込みです。
また、地域DX人材の育成に向けて「KDDIアジャイル開発センター」の金沢オフィスが2024年内に開業予定であり、KDDIはこの取り組みを全国に拡大する計画を持っています。
これらの活動は、地域の防災力を高め、住民の安全を守るための重要なステップといえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c60a1e0ffe77cf647d3d323a15919fa4173a1f28