尖閣諸島の領土編入130年を祝う式典が石垣市で開催され、石破首相が領土防衛の決意を表明。各党からも実効支配の重要性が強調され、中国の挑発に対する警戒が呼びかけられました。
この式典には各党の代表が出席し、石破茂首相のメッセージが代読されました。
石破首相は「わが国の領土、領海、領空を断固として守り抜く決意だ」と強調し、尖閣諸島の重要性を訴えました。
式典では、民主党政権下で国土交通相を務めた前原誠司氏が、中国の主張に対して合理性がないことを指摘し、実効支配の重要性を再確認しました。
また、国民民主党の榛葉賀津也幹事長も、中国に対して甘い対応を取ることの危険性を訴えました。
式典では、野党から政府への要望も相次ぎ、立憲民主党の原口一博氏は、石垣市が求めている尖閣での上陸調査や遺骨収集についての政府の対応を疑問視しました。
神谷宗幣氏は、中国の経済的影響力が日本に及ぶリスクについて危惧を示し、日本保守党の百田尚樹氏は、日本人を尖閣に上陸させることの重要性を訴えました。
中山義隆市長は、尖閣諸島が日本固有の領土である歴史的事実を強調し、130年前の編入の経緯を振り返りました。
尖閣諸島は1884年に日本の実業家によって調査され、1895年に日本の領土として正式に編入されました。
その後、戦前には住民がいたものの、昭和15年以降は無人島となりました。
近年では、周辺海域での資源発見により、台湾や中国が領有権を主張するようになり、国有化後は中国の挑発行為が増加しています。
この式典は、尖閣諸島の実効支配の重要性を再確認する場となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f6a1d0ef0d7b3535db2e41cc04f86765452ae49
尖閣諸島領土編入130年記念式典に関連するコメントには、防衛に対する強い意見が多く寄せられました。
多くの人々は、政府が「断固として守り抜く」と発言する一方で、具体的な行動が伴っていないことに疑問を持っていました。
特に、自衛隊の派遣や海上保安庁の強化といった実効性のある施策が求められ、単なる言葉だけでは不十分だという意見が目立ちました。
さらに、過去の安倍政権時の公約が守られていないことについても批判があり、特に尖閣に公務員を常駐させるという約束が果たされていない点が指摘されました。
地方自治体のリーダーシップに対する不満も多く、石垣市長や与那国町長の姿勢についても意見が分かれました。
市長が危機感を持たずに行動していないことが、地域住民の安全に対する懸念を生んでいるとの声もありました。
全体として、国民は政府に対し、具体的な行動を求める声が強く、単なる宣言や意思表明ではなく、実際に国を守るための行動を期待していることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
尖閣付近の領海を日々侵犯される状況で「断固として守り抜く」とは・・・
自民は安倍政権時の公約を守っていませんね。
危機が迫る中、与那国町長が「一戦交える」と覚悟を決めた時、石垣市長はのんきに台湾で踊っていたのではないでしょうか?
安っぽいパフォーマンスはやめなさい。
ブイすら撤去しない、または撤去に向けた法整備すらも検討しないのに首相の言葉はどういう意味でしょうか?