中国軍が宮古海峡で封鎖演習を実施し、台湾有事を想定した動きが懸念されています。演習は公開されておらず、地域の緊張が高まっています。
昨年12月22日、中国海軍のフリゲート艦と海警船が宮古海峡を通過し、台湾および先島諸島を包囲するように航行しました。
この演習は、1996年の第3次台湾海峡危機以来の最大規模で、約90隻の軍艦と監視船が「第1列島線」周辺で展開しています。
中国はこれらの演習を一切公開しておらず、台湾軍や米軍関係者の取材からは、中国が台湾を封鎖する際に米海軍の介入を防ぐための戦略的な動きであることが示唆されています。
特に、昨年5月と10月に実施された「連合利剣」と呼ばれる大規模演習では、台湾の物流を遮断することで強制的な併合を狙った「新型統一戦争」の計画が進行中であるとされています。
さらに、12月の演習は南西諸島を含む封鎖範囲を示唆しており、2022年8月に発射されたミサイルが日本の排他的経済水域内に落下したことも、この地域の緊張を高める要因となっています。
日本政府はこの状況を重視し、警戒を強めていますが、岩屋外相は台湾の危機感が薄いとの見解を示しています。
これにより、国際社会における台湾の安全保障や地域の安定性についての議論が一層重要になっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b94e0eaa40260d91822173193e03d78b21552d98
コメントでは、中国軍による宮古海峡封鎖演習について、日本のメディアが報道を控えていることに対する懸念が表明されていました。
特に、読売新聞や産経新聞以外の大手メディアが日本の危機を訴えない姿勢が批判され、情報の透明性が求められていました。
また、岩屋外務大臣の発言や行動に対しては、危機感が薄いとの指摘が多く、尖閣諸島に対する毅然とした姿勢が必要だとの意見もありました。
さらに、独自の防衛力の強化や、核武装の検討が必要だとの意見もありました。
台湾の軍事技術の強化や、日米の連携の重要性も強調され、国民の意識を高める必要性が語られました。
特に、今後の日本の安全保障に関する懸念が多く、政治家や政府の対応に対する不満が表面化していました。
台湾有事が日本有事であるとの認識が広がる中で、政府の危機感の欠如が指摘され、国民の選挙への参加や意識の変革が求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本が不利益となる記事については、意識的に報道しないのではありませんか。
台湾は無事であるべき、という考えに同意する。
中国側の言い分はここ２年で更に押し込んだものになっている。
日本ではあまり公には言われていませんが、明治時代に日本政府は琉球国の分割を認めていました。
今の政府による中国への無策には、ただただ驚くばかりである。