ガザ地区での停戦と人質解放交渉が進展。ハマスが最終案に合意し、イスラエルとの合意が期待されるが、攻撃も続いている。
アメリカのメディア、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ハマスの最高指導者ヤヒヤ・シンワル氏の弟がこの合意に関与しているとのことです。
イスラエルとハマスは、仲介国と共に合意に向けた最終的な協議を続けているとされています。
イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスに捕らえられている人質の家族と面会し、「数時間での合意も可能だ」との見解を示しました。
また、合意が成立した場合には直ちに履行する意向も表明しました。
仲介国カタールが提示した最終合意案では、最初の段階として6週間の停戦期間が設けられ、ハマスはガザ地区で拘束している33人の人質を解放し、イスラエルは収監中のパレスチナ囚人を釈放することが提案されています。
しかし、ネタニヤフ首相は「人質全員を取り戻すまでガザから撤退しない」との立場を示しており、現在98人いるとされる人質全員が対象となっていないため、家族からは「1人も置き去りにするな」という不満の声が上がっています。
周辺国の動きも活発化しており、エジプトの情報筋は、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所を数日以内に開ける準備をするよう公式書簡を受け取ったと伝えています。
また、イスラエルも解放される人質の受け入れに向けて病院などの準備を進めているとのことです。
しかし、交渉が進む一方で、ガザ地区では依然としてイスラエルの攻撃が続いており、14日には24人が死亡したとの報道もあり、イスラエル軍はハマスの拠点に対する空爆を行ったとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b05f37edc190d5e0c736bcf9013dedc8ca3cbaea