長野県飯田市で発見された「L字形カマド」は、古墳時代の遺構で、朝鮮半島の影響を示しています。市教委は今後の調査で居住者の有無を検証する方針です。
この遺構は、朝鮮半島とのつながりを示唆するもので、長野県内では初めての発見です。
調査は昨年7月から行われ、縄文、古墳、奈良平安時代の20軒以上の竪穴建物跡が確認されました。
特に注目される「L字形カマド」は、5世紀後半から6世紀前半のもので、煙道が室内の壁に沿って伸びた後に屋外へ抜ける独特の構造を持っています。
この形状は、暖房の役割を果たすために煙道を長くするための工夫とされています。
一般的なかまどは煙道が直接外に出るのに対し、L字形カマドはその構造から特に朝鮮半島からの影響を受けたと考えられています。
東日本ではこれまでに東京都と群馬県で4件の出土例があり、飯田市の発見は地域の歴史的背景を探る上で重要な意味を持ちます。
市教委は、朝鮮半島から来た人々がこの地域に居住していたかどうかを、出土物などを通じて今後検証する必要があるとしています。
文化財保護活用課の春日宇光さんは、この地域での営みを記録し、広く共有することの重要性を強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e468c0510955a63f98a3b9c37fbca793ddd56e95
飯田市で発見された古墳時代のL字形カマドに関するコメントでは、遺跡の意義や今後の調査の重要性が多くの人々に認識されていました。
特に、古墳時代の人々の生活や文化を知る上で貴重な資料であるとの意見があり、発掘や調査の進展が期待されていました。
また、当時の大陸との人的交流についての研究が進むことを望む声もありました。
さらに、リニア開通との関連についての懸念が示され、遺跡の発見が工事に影響を及ぼすのではないかという意見もありました。
リニア開通がまだ先であることから、しっかりとした調査と記録を行った上で駅前広場の整備を進めるべきだとの提案もありました。
一方で、古墳時代の遺跡が発見されたからといって、リニア工事が遅れることは避けてほしいとの意見もありました。
このように、コメントは遺跡の重要性を認識しつつ、現代のインフラ整備とのバランスを考える内容が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
日本人の起源として三重構造説が唱えられているが、さらに古墳時代にも多くの人が渡って来ていたと言われた。
信憑性に欠けるかどうかを検証する為の発掘と調査の進展を望みます。
まあ現実的にリニア開通はまだまだ先なので、しっかり調査、記録してから駅前広場を整備すればいいんじゃない?
現代の新幹線やリニアだって2000年もしたら立派な遺跡になるんだから、古墳時代の遺跡が出てきたからといって、リニア工事が遅れるってのは無しにしてほしい。
朝鮮半島から来た、ではなく、朝鮮半島を経由して、だろ。