和歌山県の50代女性が特殊詐欺に遭い、1800万円の仮想通貨をだまし取られた事件が発覚。警察は注意を呼びかけています。
この事件は昨年11月27日に始まり、女性の自宅に厚生労働省の職員を名乗る男から電話がかかってきたことがきっかけです。
電話では、女性名義で東京の病院で大量の薬品購入が確認されたと伝えられ、身に覚えがないと答えた女性に対して、「あなたの保険証が使われている」といった脅しの言葉が続きました。
さらに、警察官を名乗る別の男からも電話があり、事情聴取のためにビデオ通話を行う必要があると告げられました。
この際、女性は相手の顔を見ることができない設定にしていたため、相手の正体を確認することはできませんでした。
その後、相手から「資金洗浄の疑いがあるため、資産を調べる必要がある」と指示を受け、インターネット口座を開設するように促されました。
女性は、昨年12月20日から25日にかけて、指定されたアドレスに合計で約1800万円相当の暗号資産を送金しました。
しかし、相手と連絡が取れなくなったため、女性は警察に相談し、詐欺被害が発覚しました。
この事件は、特殊詐欺の手口が進化していることを示しており、特に高額な暗号資産を狙った被害が増加していることが懸念されています。
警察は、注意を呼びかけるとともに、詐欺の手口や対策についての情報提供を行っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ca686dbf7266e5119f266347635a0c5ca1348ee
50代の女性が仮想通貨で1800万円の詐欺被害に遭ったというニュースに対して、ネット上のコメントは多岐にわたりました。
多くのコメントでは、警察や役所を名乗る者に対する盲目的な信頼が問題視され、特に日本人は警察の言葉を無条件に信じてしまう傾向があると指摘されました。
また、詐欺師たちが容易にターゲットを見つけられる現状に対する懸念も表明されました。
さらに、厚生労働省からの電話が本物であるはずがないとの意見も多く、詐欺に対する警戒心の重要性が強調されていました。
コメントの中には、「こんなに簡単に騙される人がいるなら、詐欺師たちは止められない」といった意見もあり、詐欺の手口が巧妙であることを示唆しています。
最終的には、被害者の判断力や知識の不足が問題視され、自己責任として受け入れるしかないという意見も見られました。
このように、ネット上では詐欺被害に遭った女性に対する同情よりも、警戒心の欠如や判断力の不足を指摘する声が多く、教育や啓蒙の必要性が感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
本当に「資金洗浄に使われた疑いもあり資産を調べる必要がある」と言われても、
仮想通貨1800万も稼ぐ頭があるのに、お役人・警察官って名前が出た途端にこれなのか。
厚生省と警察がわざわざ親切に教えてくれたので、1800万支払って調べてもらおうとした。
厚生労働省から電話がかかって来ることなんか絶対にないって笑。
こんなに簡単に騙される人がいるなら、詐欺師さんたちは止められないだろうね。