第172回芥川賞を受賞した鈴木結生さんが、喜びの声や文学への思いを語りました。受賞作は「ゲーテはすべてを言った」で、今後の成長に期待が寄せられています。
要約すると第172回芥川賞を受賞した鈴木結生さん（23）は、受賞作「ゲーテはすべてを言った」でその栄誉を手にしました。
選考会は東京・築地の新喜楽で行われ、鈴木さんと安東ホセさん（30）の作品が選ばれました。
鈴木さんは福島県郡山市出身で、東日本大震災を経験後に福岡市に転居し、現在は西南学院大学院で英文学を研究しています。
受賞の喜びを語る鈴木さんは、インフルエンザから回復したばかりで、受賞の瞬間を「華々しい場所」と表現し、夢のような出来事と感じている様子が伝わります。
受賞の知らせは、前回受賞者との待機中に突然かかってきて、周囲の人々と共に喜びを分かち合ったとのこと。
受賞後は、父親からの手作りのブックスタンドを受け取り、父と子の絆を再確認しました。
鈴木さんは、文学創作は孤独な行為であるとしながらも、自身の作品が評価されたことを「巡礼証明書」と捉え、これからの作家としての道を歩む決意を新たにしています。
彼の作品には、古くて新しい「愛」のテーマがあり、今後の成長と挑戦に期待が寄せられています。
文学への真摯な姿勢と感謝の気持ちを忘れず、さらなる高みを目指す鈴木さんの今後に注目です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d019b06edef0f7c7aab858a0ccd9f318c20abbd8