バイデン大統領が退任演説で、アメリカの寡頭制の危険性や民主主義の脅威について警告し、政権の実績を振り返りました。
彼は、数十年にわたる政治キャリアの終わりを迎える中で、少数の権力者が国の富や権力を集中させる「危険な」寡頭制の形成が進んでいると警告しました。
バイデン氏は、極端な富と影響力を持つ寡頭制が、アメリカの民主主義や基本的な権利、自由を脅かしていると強調しました。
特に、無制限の権力を行使する超富裕層やテクノロジー業界の影響に対する批判を展開し、気候変動やソーシャルメディアにおける偽情報問題についても言及しました。
演説中、家族が見守る中で、雇用創出やインフラ整備、医療、COVID-19からの回復、安全保障の強化など、自身の政権の成果を振り返りました。
彼はまた、これらの成果が将来的にどのように影響を及ぼすかには時間がかかるが、種を植えたことは確かで、成長を見守る必要があると述べました。
さらに、同日に発表されたイスラエルとハマス間の停戦合意に触れ、この交渉が自身のキャリアの中でも特に厳しいものであったとし、その成功に貢献したことを誇りに思うと語りました。
演説の最後には、国民に対し「この国を守る」よう呼びかけ、未来に対する懸念を表明しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a76eafe0e3ba42c28b2ffe0c09c8e88daee126cd
バイデン大統領の退任演説に対するコメントは、さまざまな視点から民主主義の危機や富の集中、政府の役割についての意見が寄せられました。
多くのコメントは、21世紀における純粋な資本主義が富裕層に利益をもたらし、社会の不安定化を招くという懸念を表明していました。
特に、階層の固定化や中・下層の消費減退が経済に悪影響を及ぼすことが指摘されていました。
また、富の再分配を政府が行うべきだという意見も多く、バイデン大統領自身も権力の濫用をしているのではないかとの批判がありました。
さらに、移民政策や治安の悪化、LGBTの合法化に対する反発も見られ、左翼グローバリズムが国を弱体化させるとの意見が強調されました。
バイデン政権の成果に対する不満も多く、パンデミックやインフレ、格差の拡大が挙げられ、これらの問題に対処できなかったことが批判されていました。
トランプ氏に対する期待もあり、バイデン政権の失敗を踏まえてトランプ氏が再び力を取り戻すだろうという意見もありました。
全体として、バイデン大統領の政策や行動に対する厳しい評価が目立ち、今後の政治に対する不安や期待が交錯していました。
ネットコメントを一部抜粋
純粋な資本主義社会で富が資本家たる富裕層に集まるのは当たり前。
富の集中や一部の富裕層が権力を持つ問題はその通りですが、税で抑止するのが政府の役目です。
左翼グローバリズムは国を弱体化させる、生産拠点が海外に移ることで失業者が増加しました。
バイデン政権中の結果が悪すぎ、パンデミックや行き過ぎたインフレも抑えられずに格差が広がりました。
バイデン氏は、息子を恩赦したり政権末期は晩節を汚したとしか思えません。