日本HPが法人向けPC「HP EliteBook」とゲーミングPC「OMEN」の新モデルを発表。AI機能を強化し、業務効率やゲームパフォーマンスを向上させることを目指す。AI PCの売上比率は15%に達し、利用率も急増。
新しいHP EliteBookは、インテルとAMDの2つのモデルがあり、特にインテルモデルは「Core Ultra 5/7」プロセッサーを搭載し、最大48TOPSのNPUパフォーマンスを実現しています。
これに対し、AMDモデルは「Ryzen PRO」を搭載し、最大55TOPSの性能を持っています。
これらのPCは、AI強化型ウェブカメラセンサーを搭載し、クリアな会議体験を提供することを目指しています。
また、HPのセキュリティ対策ソフトや独自のセキュリティチップを組み込むことで、ユーザーのデータ保護にも力を入れています。
さらに、HPは新たにモバイルワークステーション「HP ZBook Ultra G1a 14 inch」と「HP Z2 Mini G1a Workstation」を発表しました。
これらはAMDとの共同開発で、特にコンパクトで高性能な設計が特徴です。
ゲーミングデバイスにおいても、冷却機能を強化した「OMEN MAX 16」やデスクトップPC「OMEN 16L Desktop」を発表し、AIを活用した「OMEN AI(ベータ版)」も導入されました。
このAI機能は、ハードウェアやゲーム設定を自動で最適化し、ゲームパフォーマンスを最大化することを目指しています。
HPの代表取締役社長、岡戸伸樹氏は、2024年度の業績について、AI PCの売上比率が15%に達したと述べ、AIの利用率が向上していることも強調しました。
日本におけるナレッジワーカーのAI利用率は2023年から2024年にかけて38%から66%に増加する見込みで、AIの導入が生産性向上に寄与することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7cb6ab977463be0f6c1084e83464df4d45546433