イチローが米野球殿堂に選出されたが、満票には1票足りず。オールドスクールの記者の影響が指摘されている。
彼はアジア人として初めての快挙を成し遂げたものの、満票での選出にはわずか1票足りず、得票率は99.7%に留まった。
投票資格のある全米野球記者協会の394人のうち、1人だけがイチローに票を入れなかったことが波紋を呼び、ニューヨーク・ポストの記者は、その投票を行わなかった記者に対して激しい批判を展開した。
イチローはメジャーリーグで2653試合に出場し、打率.311、117本塁打、780打点、509盗塁という華々しい成績を残している。
彼のデビュー年には首位打者と盗塁王を獲得し、その後も年間262安打というシーズン最多安打記録を保持し続けている。
にもかかわらず、彼が100%の支持を得られなかった理由として、スポーツライターの友成那智氏は、イチローの長打力、特に本塁打が少なかったことを指摘している。
彼は「オールドスクール」と呼ばれる伝統的な価値観を持つ記者たちが、派手な一発を好む傾向があるため、イチローのような技術と機動力を重視するスタイルが評価されにくいという文化的背景が影響していると考えられる。
また、イチローと同時期に活躍したジーターも、同様の理由で満票を逃したことがある。
イチローは「ステロイド全盛期」において、単打狙いのスタイルで数々のファンを魅了したが、批判も受けた。
今回の投票結果は、彼の偉業を称える一方で、米国の野球文化の奥深さを再認識させるものである。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a35ad9402ed8a0b3d1ed94a03cbc6584e6bd59b6
イチローが米野球殿堂入りを果たした際、多くのファンや関係者がその結果について様々な意見を述べていました。
特に、彼が満票を逃した理由については、記者の個人的な感情や評価基準が影響したのではないかという見方が広がりました。
多くのコメントでは、イチローの成績が素晴らしいものであるにもかかわらず、記者の中には彼を評価しない者がいることに疑問を抱く声が目立ちました。
特に日本の記者の投票が少なかったことに対しては、プロ野球選手に対する目線がずれているとの指摘がありました。
また、イチローの成績や貢献度についても、長打不足を理由に評価が下がることはナンセンスであるとの意見もありました。
イチロー自身は他人の評価をあまり気にしない性格であるため、彼にとっては満票でなくても大きな問題ではないとの意見もありましたが、記者たちの投票行動には疑問が残るとの意見が多く見られました。
全体として、イチローの殿堂入りは快挙であるものの、評価の不公平感が浮き彫りになった結果となったようです。
ネットコメントを一部抜粋
記者の投票だし、野球界の発展に貢献するイベントなんだから、無記名でいいから、候補者に対し「どのような理由で殿堂入りに賛成投票したのか」
アメリカに居たころシアトルに遠征して観戦したとき、ライト側でエリア51の凄さを生で体感出来ました。
アジア人初の殿堂入りが日本人のイチローだったのは、日本人として誇らしいですね。
MLBより日本のNPBの殿堂で満票じゃなかったのが驚きだよ。
要は日本人が満票になることが気にいらないということなんだよ。