韓国の小売り販売が21年ぶりの減少、内需冷え込みの影響

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韓国の小売り販売が3年連続で減少し、昨年の減少幅は21年ぶりの大きさ。戒厳事態や観光需要の低下が影響し、内需の回復は厳しい見通し。

要約すると昨年、韓国の小売り販売は過去21年間で最も大きな減少幅を記録し、3年連続での減少となった。

韓国統計庁が発表したデータによると、2023年の小売り販売額は前年より2.2%減少し、2022年にはマイナス0.3%、2023年にはさらにマイナス1.5%と、下落幅が拡大している。

特に、12月の非常戒厳事態が消費に悪影響を及ぼし、宿泊・飲食業の生産も前年比で1.7%減少した。

年末の外食需要が通常よりも低下し、観光需要の減少も影響している。

また、建設業も不振が続き、昨年の工事実績は前年比4.9%減少した。

建設受注は改善傾向にあるものの、回復には時間がかかる見込みである。

一方、半導体関連の製造業は好調で、全産業生産は前年比1.7%増加したが、内需の不振は依然として続く可能性が高い。

政府は内需回復が遅れていると診断しており、賃金の上昇が鈍化し、可処分所得が減少していることが消費に悪影響を及ぼしていると指摘されている。

経済専門家は、戒厳による不確実性や米国の関税政策が内需にさらなる悪影響を与える可能性があると警告している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8138e970f7ca9940a73e120cd71debc1c505ff6b

ネットのコメント

韓国の小売り販売が21年ぶりに減少したことに対して、コメントではさまざまな意見が寄せられました。

まず、GDPが昨年、日本や台湾を上回ったにもかかわらず、小売販売が3年連続で減少していることに対して疑問を呈する声がありました。

特に、韓国の得意分野である半導体EV、リチウム電池が売れない中でのGDPの好調さは不可解だと指摘されていました。

このような状況は、主に国内での販売が影響しているのではないかとも考えられています。

また、人口減少が小売り販売の減少に影響を与えているとの意見もありました。

過去の戒厳令の影響は考えにくいとの見解が示され、現実的な要因として捉えられていました。

他にも、経済の回復には補助金などの支援が必要だという意見があり、現況は韓国史上最悪の不況であるとの認識が広がっていました。

ウォン安の影響もあまり好材料としては機能していないようです。

最後に、韓国の消費者の動向についても言及があり、特に日本への消費者の訪問に対して否定的な意見が見られました。

全体として、韓国の経済状況や小売り市場の厳しさが浮き彫りになっており、政治家には強い志を持った改革者が求められているという声が多く見受けられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 韓国、昨年1人あたりのGDPが日本・台湾を上回った。

  • 結局上位何%の富裕層以外の一般人は皆厳しい生活をしてる。

  • 人口減少の影響がじわじわと出ているのでは?
  • 補助金を出すくらいのことをしないと上がることは無いと思います。

  • 現況は韓国史上最悪の不況でウォン安ブーストも効かず何一つ好材料も無い。

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