障害者GH「恵」が神戸市のビオネストに事業を継承、食費過大徴収問題の影響を受けて。
要約すると障害者グループホーム(GH)「恵」が、利用者からの食費を過大に徴収するなどの理由で行政処分を受けたことを受け、株式会社ビオネスト(神戸市)との間でGH事業を一括継承する契約を結びました。
この契約は、1月23日に厚生労働省から発表され、実際の運営はビオネストのグループ会社である株式会社イノベルヘルスケアが行う予定です。
イノベルヘルスケアは、3月1日を目指して指定取得の手続きを進めており、昨年11月には一括継承が1月末に行われる予定でしたが、約1カ月遅れる見通しとなっています。
ただし、利用者は希望する場合、現在のGHを引き続き利用できるため、影響は少ないとのことです。
株式会社恵は、引き続き小澤温筑波大教授を含む3人の専門家から、適切な障害福祉サービスの確保に向けた助言を受ける体制を維持します。
恵は昨年6月に食費の過大徴収や報酬の不正請求により、愛知県内の5つのGHが指定取消処分を受け、その影響で12都県の99のGHにも連座制が適用される事態となっていました。
このような背景から、今回の契約は障害者福祉サービスの適正化を目指す重要な一歩といえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/89a848145c63f111c7434180e62ad2a90eb20d36