トヨタが進化型GRカローラの注文受付を開始。価格は568万円からで、高速コーナー性能や加速性能が向上。新開発の8速AT搭載、特別オプションも用意。
価格は568万円からで、これは米国で発表された進化型GRカローラの日本仕様車です。
このモデルは、トヨタ会長の豊田章男氏が「カローラのスポーツカーとしてのDNAを呼び覚まし、顧客を虜にするカローラを取り戻したい」との思いから生まれました。
GRカローラは2022年の初発表以降、モータースポーツでの経験を活かし、さらなる改良が行われてきました。
新たに搭載される8速AT(GR-DAT)は、スーパー耐久シリーズなどのモータースポーツで得た知見を基に、高速コーナーでの旋回性能や加速性能、冷却性能を向上させています。
旋回性能の進化には、ショックアブソーバーにリバウンド側で作動するスプリングを内蔵し、車両姿勢を改善。
また、リヤアクスルのトレーリングアーム取付点を上げることで加速時の安定性も向上しました。
加速性能については、中速域でのエンジントルクを30Nm増加させ、最大トルクを400Nmに引き上げています。
冷却性能も強化され、水冷式ATFウォーマーやサブラジエーターが追加され、エンジン冷却が改善されています。
さらに、ABSの改良で減速性能も向上し、ステアリングの剛性を高めることで直進安定性と操作感が向上しています。
日本仕様車のみのオプションとして「SPORT Package」が用意され、スポーティで上質な内装が特徴です。
また、サーキットモードの機能も追加され、GPSを利用した直感的な操作が可能になります。
進化型GRカローラは、598万円の8ATと568万円の6MTが用意され、いずれも4WDです。
さらに、従来モデル向けのアップグレード部品セットも販売予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/821079efd7982f29dec4f7481a960c2a1b5db88b