元阪神の吉田義男さんが亡くなり、辻恭彦さんが彼との思い出を語る。1962年の名古屋でのキャッチボールが印象深く、吉田さんの驚異的な身体能力に感動したエピソードが紹介されている。
著書『猛虎二番目の捕手』からの逸話では、1962年に名古屋で行われた阪神の遠征中、辻さんが吉田さんと初めてキャッチボールをしたエピソードが紹介されている。
辻さんは、当時の練習参加の経緯や、吉田さんとのキャッチボールの際の印象を詳細に述べている。
吉田さんはショートのベストナイン常連であり、その体の動きは軽やかで、捕球後の動きもスムーズだった。
辻さんは、吉田さんの投球の速さに圧倒され、自分の肩に自信があったにもかかわらず、彼の投球には敵わなかったと振り返る。
また、吉田さんはキャッチボール後も全く汗をかいておらず、その身体能力に驚いたという。
さらに、2002年に行われた阪神と巨人のOB戦で、吉田さんが辻さんのことを覚えていたことにも感銘を受けたと語る。
吉田さんの記憶力の良さや、彼との出会いが辻さんにとってどれほど特別なものであったかが伝わってくる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8bb133399588b5d70c8decb1c86ad9dc695712eb
吉田義男さんに関するコメントでは、彼の守備力や独自の技術が多くの人に感銘を与えていたことが伺えました。
特に、吉田さんの現役時代をリアルタイムで観ていなかった人たちも、最近の映像を通じてその驚異的な能力に驚かされていたようです。
彼の送球はまるで牛若丸のように跳ねて、身体のバネの強さを感じさせるものであり、遊撃手としてはトップクラスの実力を持っていたと評価されていました。
タイムマシンで現地で観戦したいという声もあったほどです。
また、吉田さんの「コテ板捕球法」についても言及があり、左官職人の技術を参考にした独自の捕球法が彼の守備に大きな影響を与えていたことが伝えられました。
この技術は高木守道さんや井端弘和さんにも影響を与えたと言われ、今の若い世代にはなじみが薄いかもしれませんが、非常にユニークなものでした。
さらに、名将水原さんが吉田さんを「麻布」と評したことも注目されており、彼のタフさや持続力が称賛されていました。
守備においては、日本球史ナンバーワンのショートとしての評価もあり、多くのファンがその実力を認めていたようです。
吉田さんの捕球から送球までの速さは誰もが称賛しており、グラブの使い方においても独特のアプローチを持っていたことが印象深く語られていました。
最後に、当時の内野陣の素晴らしさも再評価されており、吉田さんを含む選手たちの練習を見学するだけでも価値があるとされていたことが伝えられています。
このように、吉田義男さんの存在は多くの人々にとって特別なものであり、その思い出や技術は今でも語り継がれています。
ネットコメントを一部抜粋
もちろん吉田さんの現役時代をリアルタイムでは観れてないのでロッテの小坂みたいなイメージしていました。
吉田さんの「コテ板捕球法」は、左官さんの技術を参考にしたものだそうです。
名将水原さんは吉田さんを「麻布」と評し、そのタフさを称賛していました。
吉田さんの捕球から送球までの速さは、誰もが言っていました。
当時の内野陣は練習を見るだけでも金が取れると言われていました。