スズキ「ボラン」は、パキスタンで約97万円で販売されるコンパクトバン。シンプルなデザインと装備で、実用性重視のモデルとして人気を集めています。
全長3.2メートルという小さなボディサイズは、狭く険しい道路での取り回しを容易にし、5人乗りを実現しています。
デザインはシンプルで、初代エブリイの特徴を色濃く残しており、飾り気のないスクエアな形状が特徴です。
エクステリアは機能性を重視し、ヘッドライトやバンパーも簡素な作りです。
内部はさらに簡素で、豪華さは皆無。
フロアカーペットや内張りも省略され、外板がむき出しの状態です。
エアコンは非装備で、最低限の情報を表示するメーターと樹脂製のインパネが目を引きます。
安全装備はフロントシートベルトのみで、先進運転支援システムもありませんが、BluetoothやUSB接続のラジオデッキが装備されています。
エンジンは796ccの直列3気筒で、最大出力は37馬力、4速MTを組み合わせています。
パキスタンでの価格は約97万円で、ボランの後継モデル「エブリイ」は2024年に発表される予定ですが、価格は1.5倍以上に跳ね上がる見込みです。
途上国では旧モデルが好まれる傾向があり、整備が容易で保守部品も豊富なため、長年にわたり愛され続けています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55f0aee53633321d86a9958cffb2540cb63a49fe
スズキの「ボラン」は、パキスタンでの人気を集めており、その魅力としてシンプルな設計とコストパフォーマンスの良さが挙げられました。
コメントの中には、エアコンを付けることで日本市場でも堅実に売れるのではないかという意見がありました。
特に、車は移動手段としての役割を重視する人々にとって、ボランは魅力的な選択肢であると考えられていました。
また、カスタマイズが容易で、自分好みに改造できる点も評価されていました。
過剰な装備や高価格が問題視される中、シンプルな車両を求める声が多く見られました。
さらに、ボランの生産が続いていることに驚くコメントもあり、新車を日本に輸入するのは難しいが、劇用車としての需要があるのではないかとも言われていました。
若者の車離れや高価格の軽自動車に対する不満も見受けられ、ボランのようなシンプルな車が求められている現状が浮き彫りになっていました。
総じて、ボランはその質素な設計と合理的な価格設定で、多くの人々から支持されていることが分かりました。
ネットコメントを一部抜粋
これにエアコンだけ付けたら日本でも堅実に売れると思います。
毎日乗る車は消耗品だからこれくらい割り切った車の方が好き。
たとえエアコン付けても安全基準を満たせないから日本で乗りたいなら個人で並行輸入するしかないかな。
すげー、30数年前に近所のおっちゃんが乗ってた軽バンと何も変わらないように見える。
この車が超カッコイイ！とは到底思えない。