尹大統領は北朝鮮のロシア派兵を「軍事野合」と批判し、韓国の安全保障への脅威を警告。リスク管理の強化を指示し、段階的な対策を講じる方針を示しました。
要約すると韓国の尹錫悦大統領は29日の閣議で、北朝鮮がロシアに派兵を行ったことを「軍事野合」と批判しました。
尹大統領は、北朝鮮の行動が武器提供を超え、派兵にまで及んでいると指摘し、これが国際社会に対する重大な安全保障の脅威であり、韓国の安全保障にも危害を及ぼす可能性があると警鐘を鳴らしました。
さらに、尹大統領は、あらゆる可能性を徹底的に点検し、適切な対策を講じる必要があると強調しました。
緊張感を持ってリスク管理にあたるよう、関係者に指示を出しました。
尹大統領は、28日に欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長との電話協議でも、北朝鮮の軍の戦線投入が予想よりも早いスピードで進行する可能性があるとの厳しい認識を示しました。
このような状況を踏まえ、ロシアと北朝鮮の軍事協力の進展に応じて、段階的な措置を積極的に講じる方針を伝えました。
尹大統領の発言は、北朝鮮とロシアの関係が深まる中で、韓国の安全保障に対する懸念を表明したものといえます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2af21345242c6cbc919ccc3c35b2be6ac47f595