アストロズがベン・ギャメルと再契約。左打ち外野手の不足を解消し、開幕ロースター入りの可能性が高まる。
この契約は1年120万ドルで、契約ボーナスとして20万ドルが支払われる。
年俸100万ドルは保証されていないが、ギャメルが開幕ロースターに入る場合には保証されることになる。
32歳のギャメルはメジャーリーグで9年間のキャリアを持ち、723試合に出場してきた。
彼のキャリアの中で、2017年にはマリナーズで134試合に出場し、打率.275、11本塁打、59打点を記録するなど、自己最高の成績を残した。
昨シーズンはニューヨーク・メッツとアストロズで合計38試合に出場し、打率.247、1本塁打、4打点、OPS.717という成績を収めた。
アストロズがギャメルとの再契約に踏み切った背景には、左打ちの外野手の不足がある。
今季はヨーダン・アルバレスをDHに固定する方針で、ロースターに登録されている左打ちの外野手はテイラー・トラメルとスイッチヒッターのクーパー・ハメルのみ。
レギュラー候補のマウリシオ・デュボン、ジェイク・マイヤーズ、チャス・マコーミックは全員右打ちであり、左打ちの外野手の確保が急務だった。
ギャメルが開幕ロースターに残る場合、アストロズの外野陣はマイヤーズとマコーミックがレギュラーの2枠を占め、残りの1枠にデュボンとギャメルが併用される可能性が高い。
デュボンはユーティリティ・プレーヤーとして全ポジションを守れるため、ギャメルとの契約はデュボンの起用法を広げる意味でも重要な動きとなる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/23a9505998eed5ec697bfb4268801b3a50466433