バックスとウィザーズがトレード合意、クーズマとミドルトンが移籍へ
要約するとミルウォーキー・バックスとワシントン・ウィザーズの間でトレードが合意に至ったとの報道があり、ESPNのシャムズ・シャラニア記者がその詳細を伝えています。
バックスはカイル・クーズマとパトリック・ボールドウィンJr.、そしてドラフトの2巡目指名権を獲得する一方で、ウィザーズはクリス・ミドルトンとAJ・ジョンソン、さらにドラフトの1巡目スワップ権を手に入れることになります。
33歳のミドルトンはGリーグからNBAオールスターまでの道のりを歩んできた選手で、特に2017-18シーズンから2021-22シーズンにかけては4度平均20点以上を記録する活躍を見せました。
バックス一筋でキャリアを築き、2021年の優勝にも貢献したものの、近年は怪我に悩まされており、昨オフには両足首の手術を受けた影響で今季は開幕から21試合を欠場していました。
ミドルトンの今季の年俸は3170万ドルで、来季には3400万ドルのプレイヤーオプションを抱えています。
一方、クーズマは2023年7月に4年1億200万ドルの契約を結び、今季の年俸は2350万ドルですが、来季は2140万ドル、契約最終年には1940万ドルに下がります。
ESPNのボビー・マークス記者によると、バックスはクーズマが契約に含まれるトレードボーナスの一部を減額することで、さらなるロスターの増強に向けて柔軟性を持たせる狙いがあるとのことです。
これにより、バックスの今季総年俸はセカンドエプロン以下に下がり、新たな選手を加えるための余地が広がることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b87ec5d64ffd990902163c316f9151c6fa94f62