瑞起が「X68000 Z SUPER」のクラウドファンディングを開始。復刻版は新しいインターフェイスやデュアルブート機能を搭載し、出資額は5万9,800円から。
出資額は5万9,800円からで、これにより製品を入手可能です。
X68000 Z SUPERは、従来の復刻機と比較してサイズが約1.5倍に拡大され、より正確な筐体比率を実現しています。
さらに、MIDI、SCSI、D-Subのポートを新たに追加し、インターフェイスが充実しています。
特に注目すべきは、別売のNano-ITXボードを内蔵できる設計で、これによりWindowsとのデュアルブートが可能となる点です。
主な仕様としては、Cortex-A7クアッドコア(最大1.2GHz)とMali-400MP2を搭載し、512MB DDR3メモリを装備しています。
また、USB 2.0ポートが6基、HDMI、UART、MIDIが3基、SCSI、D-Subが2基、SDカードスロットが2基、ヘッドフォン出力も備えています。
Wi-Fiも内蔵されており、利便性が向上しています。
想定される本体サイズは97×169×226mmで、重量は約700~900g、電源はUSB Type-C(65W)で供給されます。
さらに、Z68000 XVI仕様に変更できるカスタムキットも用意されており、これには外観を再現する前面パネルと、動作クロックを10MHzから16MHzに引き上げる交換用メイン基板が含まれています。
このカスタムキットは、Cortex-A55オクタコア(最大2GHz)、Mali-G57、RISC-V(最大200MHz)を搭載し、メモリは1GB DDR4となっています。
クラウドファンディングの支援者には、D-Sub接続のジョイカードやシステムディスク Ver.3.02などが付属します。
さらに、アルミ削り出し筐体モデルやオプションのNano-ITXボード(Core i3-N305またはCore i5-12450H搭載)への出資も募っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/de5a72da09f5294a5281e1c0811e51a5efb699e2