東京メトロ上場成功も成長性に不安の声

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東京メトロが上場し初値1630円、終値1739円に達し成功を収めたが、将来の成長性に不安が残る。配当利回りは他社と比較しても魅力的。

要約すると東京メトロが2024年10月23日に東京証券取引所に上場し、初値1630円でスタートし、その後1739円で取引を終え、時価総額は1兆円を超えるという成功を収めました。

これは、6年ぶりの大型上場として市場に注目されていました。

新NISAなどによる株式人気の高まりも背景にあり、売り出し価格の1200円を大きく上回る結果となりました。

しかし、市場では「ここまで上がるとは思わなかった」との声も聞かれ、将来の成長性に対する懸念が存在します。

東京の人口減少が進む中で、地下鉄利用者の増加が見込めず、事業拡大の可能性も低いとされています。

したがって、東京メトロは「成熟した会社」と見なされ、保有メリットが焦点となります。

配当利回りも重要で、東京メトロは1株40円の配当を予定しており、売り出し価格で計算すると年間利回りは3.3%となります。

これは、他の首都圏電鉄会社と比較しても優位性があります。

配当利回りが評価されるインフラ企業として、東京メトロは安定した配当が期待される一方で、成長性が乏しいことから投資家は慎重な姿勢を求められています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/868865f23076f8d6f6d0acc08a94eac194b6a4f3

ネットのコメント

東京メトロの上場成功に関するコメントでは、成長性への不安が多くの人から表明されました。

特に株価が高すぎるとの意見があり、他社と比較して妥当な価格が1600円程度であるとの見解が示されました。

都市部を抱えることで安定性が増す一方、人口減少の影響を受けやすい地方路線を多く持つJRの将来性についても言及され、株価が割安になる可能性があると考えられました。

また、国や東京都が株を手放さない理由についても触れられ、沿線株主の影響や関連事業の価値が鉄道の存続に依存していることが指摘されました。

さらに、配当金や株主優待の恩恵が薄いことから、投資を続ける理由に疑問を持つコメントもありました。

特に、NTT上場時のような株価高騰を期待して購入した人々に対しては、今後の株価が下がる可能性を示唆する声もありました。

東京に愛着を持つ人々は、メトロを保有することに特別な感情を抱いている一方で、実際に儲かるかどうかについては懐疑的な意見も見受けられました。

最後に、配当率だけでなく財務状況を考慮して投資を行うことが勧められ、価格についても1300円程度が妥当であるとの意見がありました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 他社比較で1600円くらいが妥当だとは思うけどね
  • 国や東京都が株を手放さない理由…今のJR東とか見ていると判るじゃん。

  • 配当金もかき揚げ(株主優待)も余り恩恵が感じられない。

  • 全国ネットで上場のCMまで流しておいて何を言ってるんだと思う。

  • 故郷じゃないけど、人生の大半を東京で育ち、東京で生活し、東京が大好きな人間です。

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