長野県でのひき逃げ事件、最高裁が逆転有罪判決を下し、母が感涙。息子の命を奪った行為に対する司法の正義が実現。
最高裁は、ひき逃げの罪に問われた男に対し、無罪とした二審判決を破棄し、一審判決の懲役6カ月を支持した。
この判決は、被告が事故後に救護を行うことなくコンビニに立ち寄り、飲酒を隠すために口臭防止剤を購入した行動を「ひき逃げ」として認定したものである。
和田樹生さんの両親、特に母・真理さんは、この判決を受けて「涙があふれた。
ようやく一歩踏み出せる」と感情を表した。
彼女は、息子の命を奪った卑劣な行為に対して適切な司法判断が下されたことを喜び、長年の思いを語った。
樹生さんの父・善光さんも、裁判後の記者会見で「極めて妥当な判断が下された」と述べ、感謝の意を示した。
事故の発生から10年が経過し、両親はこの結果を待ち望んでいた。
以前の一審判決では、被告の行動が「ひき逃げにあたる」として有罪判決が下されたが、二審では「口臭防止剤の購入にかかった時間は短く、直ちに救護義務を怠ったと評価できない」として逆転無罪となった。
母の真理さんは、二審判決に対し「最低の判決」と批判し、悲痛な思いを抱いていた。
最高裁の判決を受けて、彼女は息子の樹生さんに思いを伝え、加害者に懲役刑が宣告されることを願った。
今回の判決は、長年の苦しみを抱えてきた両親にとって、司法の正義が実現した瞬間であった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6b086befca73da4e8cd45d9539125d1ab6afa295
最高裁が下したひき逃げ逆転有罪判決に関するコメントは、被害者の家族への共感や司法制度の問題点を指摘する内容が多く見られました。
特に、お母さんの会見を見て涙したというコメントがあり、同じ親としての思いを共有する声がありました。
多くの人が、被害者のご家族の努力がなければ、ここまでの結果には至らなかったのではないかと感じていたようです。
飲酒運転については、一種の殺人事件と捉え、執行猶予などありえないとの意見が強く、厳罰化を求める声が上がっていました。
また、警察や検察の捜査のあり方についても疑問を呈し、被害者側が何度も上申書を出さなければならない現状に不満を持つ人が多かったです。
さらに、加害者に配慮した甘い道路交通法の改正を求める意見もあり、専用刑務所の設置を提案する声もありました。
最高裁の判決を受けて、過去の二審判決に対する批判もあり、現行司法の改善を求める意見が多かったです。
このようなコメントからは、司法制度に対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
お母さんの会見を見て同じ子供を持つ親として涙が出ました。
飲酒運転している時点で一種の殺人事件だと思います。
現行司法のあらゆる事件に対する裁決や、仕事のあり様について審議し・改善を促す上位組織があってもよいのでは?
6ヶ月の実刑なんて、息子の命を奪われた両親としては本当に望むものとは絶対違うよね。
重症の人を前に余裕ある行動、酒を飲んで全く悪びれない行動は暴力的。