PimaxがシリーズC1+で約20億円を調達し、売上高は3年連続で倍増。海外市場での成功を背景に新製品を発表予定。
この資金調達は地方政府系の諸暨経開創融投資が主導し、既存株主の常春藤資本(Ivy Capital)も参加している。
Pimaxは2015年に設立され、高性能のVRヘッドセットの研究開発と製造に特化しており、特にディスプレイやレンズ、アルゴリズムの最適化に力を入れている。
売上高は3年連続で倍増し、海外ユーザーが約8割を占めるなど、グローバル市場でも高く評価されている。
創業者の翁志彬氏は、同社の成功は研究開発と革新力、製品ラインアップ、海外市場戦略によるものであり、世界のハイエンドVR市場の成長にも寄与していると述べている。
Pimaxは、2024年に新たな製品「Pimax Crystal Light」「Pimax Crystal Super」「Pimax Dream Air」をリリースする予定で、これによりユーザーエクスペリエンスを向上させる。
特に「Pimax Crystal Light」は軽量で快適さを追求し、「Pimax Crystal Super」は超高精細ディスプレイを搭載し、プロユーザーをターゲットにしている。
Pimax Dream Airは、世界最軽量・最薄の8Kフル機能設計を特徴としており、軽さと高性能を両立させている。
Pimaxは、ハードウェア開発に集中し、ユーザーのための究極の仮想現実体験を提供することを目指している。
今回の資金調達は、同社の急成長を支え、次世代XR技術の研究開発を進めるための重要なステップとなる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2aa9bd2a38aabd96297b978fdc91dda980e48843