タイム誌がイーロン・マスク氏を表紙に起用し、物議を醸しています。マスク氏は新設の政府効率化省のトップに任命され、政府の規模縮小を進めていますが、権限の一部は訴訟に阻まれています。
この表紙では、マスク氏が新設された「政府効率化省(DOGE)」のトップに任命され、政府の規模縮小や歳出削減に取り組んでいることが強調されています。
しかし、彼の権限の一部は複数の訴訟によって制限されているとのことです。
表紙は赤い背景に星条旗と大統領旗を背にしたマスク氏がコーヒーカップを持っている姿が描かれ、特集記事では彼の施策が数百万人の政府職員に影響を及ぼしていると指摘しています。
記事は、マスク氏が現在、トランプ大統領以外の誰にも説明責任を果たしていない様子を浮き彫りにしています。
タイム誌はマスク氏に関する質問をホワイトハウスに回しましたが、同局はコメントを拒否しました。
タイム誌は昨年11月号でもマスク氏を取り上げており、彼が米大統領選に与える影響力についても言及されていました。
これらの表紙からは、実際の権力がトランプ氏ではなくマスク氏にあるとの見方が伺えます。
トランプ氏はタイム誌を高く評価していることで知られ、過去に同誌の「今年の人」にも選ばれたことがあります。
彼はこの表紙について、「タイムはまだ営業しているのか。
それさえ知らなかった」と冗談を交えながら反応しました。
トランプ氏の政権下では、側近のスティーブ・バノン氏が黒幕と呼ばれ、タイムの表紙にも登場した経歴がありましたが、その存在感からトランプ氏の不興を買い、政権から追放されたこともあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b6198808f61a8acfb5373addc1edcf57b6267c94
イーロン・マスク氏がタイム誌の表紙を飾ったことに対するネットのコメントは、彼の影響力や新たな権力構図に関する多様な意見で溢れていました。
コメントの中には、「影の大統領」としてのマスク氏の位置付けや、彼がトランプ大統領の政策を補完する役割を果たす可能性についての期待が表明されていました。
また、マスク氏が経営者としての経験を政治に持ち込むことの重要性や、官僚制度の改革が求められるという意見も多く見られました。
さらに、アメリカのメディアがマスク氏をどう扱うかに関する懸念や批判もあり、特にオールドメディアと新しいメディアとの対立に関する考察が興味深かったです。
全体を通して、マスク氏の政治的な関与がもたらす影響や、彼の行動がアメリカの政治にどのように作用するかについての議論が活発に行われていました。
中には、マスク氏が大統領になるべきだという意見や、彼の存在が既得権益層にとって脅威であるとする見方もありました。
これらのコメントは、マスク氏の影響力を巡る社会的な関心を反映していると言えるでしょう。
ネットコメントを一部抜粋
影の大統領と呼ばれてるもんな。
タイム誌もすっかりオールドメディア化して、こんな大胆な表紙を飾るしかない状態だった。
リーダーシップや改革とはそういうものであって欲しかった。
マスクが無駄を省いてくれるなら国民はウェルカムだった。
次の合衆国大統領はイーロン・マスクがいいと思った。