米宇宙軍が在日組織を拡充し、多国間連携を強化。地域の脅威に対応するための重要な動き。
要約すると米宇宙軍のデービッド・ミラー宇宙作戦司令部司令官（中将）は、10日に東京都内で行った共同通信との会見で、中国、ロシア、北朝鮮の脅威が増大していることを背景に、在日米宇宙軍の人員増加と機能拡充を進める意向を示しました。
この新組織は昨年12月に発足したもので、今後1～2年内に必要な能力を整える計画です。
ミラー司令官は、日米の協力を「基盤」とし、宇宙分野におけるインド太平洋地域での多国間連携と民間との協力の重要性を強調しました。
また、在日米宇宙軍はインド太平洋宇宙軍の直轄組織として機能しており、航空自衛隊の宇宙専門部隊が規模を拡大することで、より大きな能力を獲得できると期待を寄せています。
このような動きは、地域の安全保障環境が厳しさを増す中で、米国とその同盟国が宇宙における戦略的な優位性を確保するための重要なステップと位置付けられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c106261309b6e01c3904d87b08201e2e1185806a