FRBパウエル議長が暗号資産デバンキング問題を懸念

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FRBのパウエル議長が暗号資産業界のデバンキング問題に懸念を示し、内部監督方針の見直しを決意。ステーブルコイン規制の必要性も強調し、CBDCの発行には否定的な姿勢を示しました。

要約すると米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が、暗号資産業界における「デバンキング」問題についての懸念を表明しました。

デバンキングとは、銀行が特定の顧客の口座を閉鎖する現象で、特に暗号資産関連の顧客に対して顕著です。

パウエル議長は、上院銀行委員会の公聴会で、増加するデバンキング事例に困惑していると述べ、FRBが内部監督方針を見直す意向を示しました。

彼は、銀行がマネーロンダリング規則の厳格化に伴いリスク回避的になっていると指摘し、顧客を受け入れる際のコンプライアンスへの懸念が影響していると述べました。

また、共和党議員やトランプ大統領が任命した新たな金融監督官が、デバンキングを奨励した前政権の銀行当局に対して精査を行っていることにも言及しました。

さらに、パウエル議長は、暗号資産支持者のシンシア・ルミス上院議員に対し、銀行家に対する監督強化の方針を支持する意向を示し、関連する内部マニュアルの見直しを行うことを約束しました。

公聴会では、ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)についても議論され、パウエル議長はステーブルコインの規制の重要性を強調しました。

彼は、消費者や企業を保護するために、安全で健全な規制が必要であると述べ、CBDCについては発行しないことに同意するとの明確な回答を示しました。

今後、下院でも同様のテーマでの公聴会が予定されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1d81e6804aa89246a6a9d88b9f7c36b8f3a71989

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